災害医療対策から見た”レジリエンス”の強化

9月20日

団体名:公益社団法人 日本医師会
石川広己(日本医師会常任理事)

セッション名:災害医療対策から見た”レジリエンス”の強化
セッション記号:SS13


我が国は超高齢社会の到来を迎え、また「医療的ケア児」も増えています。災害時には、女性・小児や外国人等も含めた「要配慮者」の生命や健康を守ることが重要となります。

平時から、災害医療の教育・研修体制やかかりつけ医機能を中心とした地域連携の構築が必要であり、そうした「災害への備え」こそがソフトパワーによる国土強靱化(ナショナルレジリエンス)といえます。
さらに本年4月5日、世界医師会と世界保健機関(WHO)は、「医師及びその専門機関の役割に重点を置いて、国内及び国際レベルでの緊急災害対策準備システムを強化し発展させること」を協力分野の一つに掲げる覚え書きを交わしました。
多数の災害対策関係者が集う防災推進国民大会2018において、大都市圏や地方の医師会関係者、南海トラフ巨大地震被害想定地域の地域包括ケア関係者、医療支援のロジスティクス関係者によるセッションを行い、災害医療対策の充実を図ります。