運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

2005年度 宮城県気仙沼市(気仙沼市立月立小学校、階上中学校)

プラン名 みんなで取り組む防災対策
プランの対象 「月立小学校」:全校児童(34名),保護者,学校関係者,地域住民,行政関係者等約150名 |「階上中学校」:全校生徒:158名
実施期間 「月立小学校」:2005年7月30日~31日 |「階上中学校」:2005年5月~2006年1月
目的

子供達はもちろんのこと,学校を核として地域全体の防災意識の高揚を図る。
また,当事業の成果を活かし市全体での防災教育に役立てていく。

内容

「月立小学校」:防災キャンプ
 1泊2日の「防災キャンプ」を保護者,学校,市ほか関係機関が協力して実施
避難・消火・炊き出し・救護等の訓練  体育館での宿泊による避難所生活体験
防災講座,防災マップの作成など,楽しみながら防災について学ぶ。
また保護者や地域の方にも参加・見学いただくことで,地域全体での防災意識高揚を図る。
「階上中学校」:年間を通じての防災教育
 各種映像,資料の活用,過去の災害体験者の講話による地域の歴史的な災害の認識。
調査(現地調査,アンケート)実施による現状(ハザード・意識)の危険性の認識。
防災マップ作成による危険性の明確化と,「提言」による減災対策の必要性の認識。

「気仙沼市」として「山間部の小学校」「海浜部の中学校」という2校での取り組みを研究し,紹介していくことで,これからの市内の防災教育に役立てていく。

【実践内容の紹介】
○ 避難・消火訓練
○ 応急手当・心肺蘇生法訓練
○ 防 災 講 座「宮城県沖地震について学ぶ」
○ 地域の防災マップ作成 
○ 災害体験者の講話
○ 作業用地図作成
○ 実 地 調 査
○ 防 災 発 表 会

成果

月立小学校
 ・防災キャンプの実施により,児童もご父兄にも防災意識の高まりが見られた。
階上中学校
 ・地域住民への更なる働きかけが必要
 ・地域内における防災課題の発見
 ・児童の防災意識の高揚

報告資料 報告書
団体紹介

月立小学校は、大正11年建造の木造校舎に34名が元気に学ぶ学校です。地域の皆さんと一緒に楽しく、防災について取り組みます。
なお、海浜部に位置する階上中学校でも取り組みを実施します。

連絡先 連絡先:0226-22-6600(内線221)