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「すぐ避難」意識付け重要/和歌山

和歌山県新宮市の中学校で16日、防災担当教諭や市の防災担当者らを集めた会議が開かれた。新宮市の防災アドバイザーを務めている群馬大の片田敏孝教授(災害社会工学)は「日頃から地域と連携、協力し、どんな時でも避難に移れる態勢がとれるようにしておくことが大切だ」と強調。子どもへの防災授業で心がけることとして、「いろんな状況を投げかけて、子どもたちが自分の頭で防災の知恵を考えるよう仕向けることが必要」などと訴えた。会場からは、県がお正月に津波速報メールを誤配信した際、「大人より先に子どもが『逃げよう』と動いた」という事例も報告された。片田教授は「知識を詰め込むだけでは、いざという時、役に立たない。どんな状況でも『生きる』という心構えを培うことが重要だ」と話した。【3月17日 読売新聞より】
▼群馬大学災害社会工学研究室「津波防災教育のための手引き」
http://dsel.ce.gunma-u.ac.jp/kamaishi_tool/cont-04/c04_1.html