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【地域防災】避難所は女性対応に差 台風19号で被害の長野

2019年10月18日

台風19号で被害を受けた長野県内では、授乳室や更衣室の確保といった対応には、避難所によって差が見られた。千曲川の堤防が決壊した長野市穂保地区の住民らが避難する屋内運動場「北部スポーツ・レクリエーションパーク」では、テントが2つ張られ、授乳や着替えのための女性専用スペースになっていた。保育士らによる子育て支援団体もサポート。妊娠中の女性は、1歳10カ月の長男を保育士に預けて体を休めていた。一方で、授乳向けなどの女性専用スペースは、長野市や佐久市の避難所の一部にはない。担当者は「要望がなかった」(佐久市)、「乳児を連れた避難者がいなかった」(長野市)などと説明する。須坂市では、一部の避難所が、要望が寄せられる前から女性専用スペースを確保した。ただ市は「市内の全避難所が確保しているかどうかは、把握していない」と話している。また内閣府は、避難所に男女別の管理責任者を置くのが望ましいとしているが、長野市の避難所には、常駐の男女別責任者はいない。佐久市は、全35カ所の避難所に男女別管理責任者を置いた。女性への対応について、阿部守一知事は16日の会見で「できる限り要望に応えられるよう、市町村と取り組みたい」と述べた。地域防災に詳しい池田恵子静岡大教授は「避難所の責任者が男性だと、女性の避難者は要望があっても言いだしにくい。女性の声を反映する態勢をつくるべきだ」と指摘している。【10月17日 中日新聞より】

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