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【普及啓発】「震災知らない子増えている」6割 被災地の小中、伝承学習の時間確保困難に 宮教大と河北新報調査

2020年5月12日

東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の沿岸部の小中学校が、震災伝承学習を進める上で「震災を知らない子どもの増加」「授業時間の確保」「被災した子どもらへの配慮」という3点を主な課題と捉えていることが宮城教育大学と河北新報社の合同調査で分かった。震災を学ぶ上での課題を複数回答で選んでもらったところ「震災を知らない子どもが増えている」が61.28%で最多。一方で「亡くなった児童や親を亡くした遺児がおり(詳細な震災学習は)まだ早い」(岩手県の小学校)との回答もあり、取り組みの難しさがうかがえた。住民らの語り部活動や地元の震災関連施設見学、地域の防災訓練への参加などを通して「災害への備えや自然災害に対する意識の向上を図っている」との回答が目立った。調査を担当した宮城教育大の小田隆史准教授(地理学)は「新型コロナにより、震災伝承学習の時間の確保が厳しくなった。来年3月で発生10年となる震災を子どもにどう伝えていくか、学校、行政、地域一体となった議論が必要だ」と指摘する。【5月11日 河北新報より】

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