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【普及啓発】学校の津波リスク点検 宮城の研究者らチェックリスト作成「事前防災意識高めて」

2019年3月20日

東日本大震災の津波で多くの学校が被災した教訓を生かそうと、宮城教育大、東北生活文化大、東北福祉大の学校防災研究者らでつくるグループが、学校の津波リスクを点検できるチェックリストを作成した。南海トラフ巨大地震の発生が懸念される東南海7県の教育委員会に送り、学校防災の向上に役立ててもらう考えである。震災の事例を基に学校のリスクを「ハード面」「ソフト面」「連携面」に分け、各6項目の設問を作った。3、4段階の評価をチャートに落とし込むとリスクや対策の要点が分かるようになっている。ハード面は、学校の海岸線からの距離や海抜、高台や屋上の有無といった立地条件を問う。ソフト面は、防災マニュアルの内容、津波を想定した避難訓練の有無などを選択。連携面は、保護者との連絡体制や引き渡しルールの明確化、家庭との情報交流の度合いなどを尋ねている。グループ代表の数見隆生宮教大名誉教授は「震災から8年がたち、事前防災の意識が風化している。震災ではハード面に問題があってもソフト面や地域との連携で助かった事例も多い。改めて意識を高め、リスクをできるだけ軽減してほしい」と話す。【3月17日 河北新報より】

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