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【普及啓発】阿蘇火山博物館に普及啓発賞 日本火山学会評価、防災教育にも力/熊本

2021年1月22日

熊本県阿蘇市の阿蘇火山博物館が本年度の日本火山学会普及啓発賞を受賞した。阿蘇山上の草千里ヶ浜にあり、趣向を凝らした館内展示に加え、「楽しく、分かりやすく」をモットーに、周辺の自然も生かした体験学習の取り組みが評価された。博物館は1982年に開館。中岳では79年の爆発的噴火以降、断続的に活動が続き、火口見学ができない観光客らが来館していたが、噴火活動の沈静化に伴い、徐々に来館者は減少し始めた。そこで池辺伸一郎館長らが始めたのが、修学旅行の小中高校生らと一緒に裏手の杵島岳に登る「フィールド学習」。館外の地形や景観も生かした「丸ごと博物館構想」の先取りで「登山中にはいろんな気づきがあり、頂上で子どもたちの表情はがらりと変わった」という。小麦粉と風船を使い、カルデラ誕生のメカニズムを知ってもらう手作り実験なども同僚らと考案。ジオパークガイドらの協力も得て、学びの裾野を広げてきた。博物館は全国でも珍しい高感度火口カメラを保有。中岳火口底の様子がリアルタイムで分かり、館内には観光客が自由に操作できるコーナーもある。【1月21日 西日本新聞より】
▼阿蘇火山博物館
http://www.asomuse.jp/

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