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【歴史・教訓】災害写真をデジタル化 「アーカイブぎふ」始動/岐阜

2020年2月4日

過去の災害の写真をデジタル化して後世に残す取り組み「災害アーカイブぎふ」が、岐阜県内で始まっている。きっかけは一昨年に加茂郡川辺町の中学校であった防災教室だった。防災士の平岡守さんが、豪雨に伴う土砂崩れで104人が死亡・行方不明になった1968年の飛騨川バス転落事故に関連し、「町内でも豪雨の被害があったことを知っているか」と問い掛けたところ、知っていた生徒はクラスで1人だけだった。相談を受けた小山真紀・岐阜大流域圏科学研究センター准教授(地域防災学)が、東日本大震災の記録のアーカイブプロジェクト「みちのく震録伝」を手掛ける東北大災害科学国際研究所の共同研究プロジェクトに応募。2018~19年度の事業に採択された。昨年2月、川辺町役場から当時の写真の提供を受けて町内でワークショップを試行したところ、写真を呼び水に参加者から次々と体験談が出てきた。写真は県や市町村、住民から集め、1891年の濃尾地震の記録を含め東北大のサーバーに蓄積する。災害に対する地域の弱点を知って将来のまちづくりに役立ててもらうため、新年度以降に公開。学校教育や地域防災での活用を見込む。ワークショップの進行役や写真のデータ化を担う人材を育成し、住民主導での県内全域の網羅を目指す。「大災害だけでなく、名が無くとも地域では大切な災害も残したい」と小山准教授。「アーカイブを通して災害を『自分ごと』と捉え、自分が住んでいるところで過去に何が起きたかを知ってほしい」と話す。【2月1日 岐阜新聞より】

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