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【災害想定】文化財への被害相次ぐ 国「今後も報告増える」 対応急ぐも時間や費用かかる見通し

2018年9月18日

北海道を襲った最大震度7の地震発生から1週間が経過し、文化財への被害報告が相次いでいる。れんが造りや木造の歴史を感じさせる建物が並ぶ北海道大敷地内の札幌農学校(現北大)第2農場。重要な建物が多く、国の重要文化財に指定されている。家畜の餌を煮込む「釜場」という石造りの建物も、地震で屋根に突き出た煙突の石組みがずれ、強い余震があれば崩れかねない状態。重文は修復するにも工法や材料の制限が厳しく、北大の近藤誠司名誉教授は「修復にはお金も時間もかかると思う。煙突部分を地上に下ろすだけでも早くやらないと危険だ」と語る。函館市の国特別史跡「五稜郭跡」でも、一部の石垣崩落が見つかった。ただ、被災した国指定文化財の修復は国から最低70%の補助を受けることができ、市は早速調査を開始した。道によると、国から被害調査の指示が出ている対象は、国と道が指定する文化財のみ。自治体によっては災害対応で手が回らず、調査が進んでいないとみられ、文化庁の担当者は「これからも被害報告は増えるだろう」と指摘。要請があれば調査官の派遣や技術的な助言も検討する。【9月14日 産経ニュースより】

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