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富士山の地質図作成=防災に貢献-産総研
産業技術総合研究所の地質調査総合センターは15日、富士山の地質図を約50年ぶりに作ったと発表した。この「富士火山地質図(第2版)」は、将来の噴火に備え、山梨、静岡両県の防災ハザードマップ改訂や登山者・観光客の避難ルートマップ作りに役立つという。地質図の初版は、産総研の前身の一つ、工業技術院地質調査所が1968年に発行した。2000~01年に富士山直下で火山活動と関連する低周波地震が多発したことを受け、富士山の地表全域の現地調査を行ったほか、ボーリングやトレンチ(試掘溝)調査も行い、全面的に作り直した。【7月15日 時事通信より】
▼産業技術総合研究所 約50年ぶりに富士山の地質図を全面改定
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2016/pr20160715/pr20160715.html