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豪雨被害、74河川が堤防決壊・氾濫 国交省まとめ

関東・東北での記録的な豪雨で、茨城、栃木、宮城の3県で計19河川の堤防が決壊し、ほかに全国で55河川が氾濫していたことが国土交通省のまとめで分かった。国交省によると、決壊した19河川のうち、国が管理する鬼怒川以外はいずれも比較的規模が小さい県管理の河川だった。河川の外まで水があふれたのは宮城、福島、山形、岩手、茨城、栃木、埼玉、三重の8県の計55河川に上った。また23の河川では、堤防の安全性を保てなくなる計画高水位を超えた。氾濫危険水位を上回ったのは32河川あった。鬼怒川上流では、栃木県内の4地点で、治水の前提となる「100年に1度の大雨」(流域平均の3日雨量362ミリ)を大きく超える650~538ミリを記録。CeMI環境・防災研究所の松尾一郎副所長は「明らかに川の容量を超える水が流れ込んだ。近年で記憶にない広範囲の被害だ。堤防などハードで対応出来ないなら早めに逃げるしかない」と指摘する。【9月17日 朝日新聞より】