まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

中川 綾(なかがわ・あや)

一般社団法人プロジェクト結コンソーシアム
株式会社アソビジ・NPO法人エデュケーショナル・フューチャーセンター

生年月日:1977年生まれ
出身地:東京都

・地域の子ども支援活動から気づいたこと、続けられている思いなど

震災直後は、「何かしなければ」という思いがエネルギーとなり、「何を求められているのか」を探して見つけて動いていましたが、4年経った今は、仲間や友達がたくさんできて、子ども達の成長も感じながら、彼らと共に地域のことについて考え実行している、という気持ちです。復興とは何か、という問いは常に持ち続けていますが、過去を抱えながら今を生きている方々と共に、私自身もいかしてもらっている感覚がとても強いです。


・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

日頃からの隣近所の方々、職場、学校など地域の方々、遠方の方々との「頼ることのできる」関係性です。これは、多くの方が感じたことだと思いますが、有事の時には特に、顔と名前が一致している人に出会えるだけでほっとしますし、普段からの人との繋がりが何よりも「次の行動」へと背中を押してくれると感じました。そもそも、石巻で私が活動をスタートしたのも、友人の友人が石巻から「助けてほしい」と連絡をくれたからでした。頼ることのできる関係性がそこにあったからこそだと思います。と同時に、自分自身の日頃の人との関わり方が問われているとも言えます。


・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

地域性の違いによる食い違いで決めなければならない大事なことが決められないことがあるということです。それを解消するためには、地域によって、防災・減災の取組みは少しずつ違うので、その地域の方々にとって一番必要でベストのものを考え話すことができる場がある、ということが前提だと思います。と同時に、他地域から来た専門家やボランティアの方々と、地元の方々が心を通わせ共に歩むことができるようになるには時間がかかる、ということを互いに認識した上で、地域のために本当に大事なこと、についてそれぞれの立場で考えていこう。となれると良いのではないかと思っています。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

気仙沼市立面瀬小学校の阿部正人先生をご紹介させていただきます。子どもを守り、地域を守る当事者として教壇に立ち、災害と復興における教育についての専門家でもあります。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。

防災について考えている方々の色々な視点を一気に読める場は、こちらだけではないでしょうか。今後もリレー楽しみにしております。