まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

中武裕嚴

2020年1月6日

中武裕嚴 (なかたけひろよし)

熊本県八代市役所 総務企画部 危機管理監

主な活動地域:

熊本県 八代市

生年月日:1962年7月26日
出身地:宮崎県児湯郡西米良村
最近の防災・減災活動:八代市役所内の防災体制の構築や、自主防災会向けの防災講話を行う

防災を取り組み始めたきっかけは?

元陸上自衛官。東日本大震災当時、岩手県滝沢村(当時)で勤務しており、3/11~7/26の間、岩手県大槌町及び釜石市鵜住居地区で活動した経験から、退職時直前に地域防災マネージャーを取得し八代市役所に平成29年4月に入庁、市役所内の防災体制の構築や自主防災会向けの防災講話などを行っています。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

現在、市内のある町内の地区防災計画作成の手助けをしていますが、避難計画の具体化がなかなか進まないため苦労しています。特に、高齢者で自力避難できない方々の避難要領の確定が困難なようです。ただし、引き続き地区防災計画の手助けを続けていきます。
また、ある校区では熊本地震の教訓を生かすために、小学校が主導でHUGや避難訓練を行い、校区の町づくり協議会と一体となった活動を行っているので、この校区でも地区防災計画の作成を広めていこうと思っています。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

やはり高齢者の方々の防災意識の向上が難しいと思っています。どこの町内などの講話に出かけても「ここでは災害が起こっていないから」とか、起こったとしても「ここにいたい」というお話をよく耳にします。そのような方々をどのように避難させるかが大きな課題だと思います。粘り強く説得するしかないですが・・・。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

現在の仕事においては、防災関係機関をはじめ多くの方々と繋がってきました。その中で良かったのは環境防災総合政策研究機構(CeMI)との繋がりです。八代市は球磨川の河口部にあって、球磨地方に降った雨がすべてこの河口部に集約されます。そのために球磨川水害タイムラインを国交省の協力のもと作成しており、そのアドバイザーとしてCeMIの松尾先生をはじめスタッフの方々と繋がれたことです。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

地区防災計画を広めていくためには、少なくとも各校区(八代では21校区)で作成を指導していける体制づくりが必要ですが、市役所のだけでは限界があり、県を通じて指導者の派遣などの制度があれば活用したいと思います。
ぜひ、ご検討をお願いします。