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運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

中沢孝(なかざわ・たかし)

中沢孝(なかざわ・たかし)

宇宙航空研究開発機構 広報部
日本災害食学会(監事)

生年月日:1955年
出身地:群馬県高崎市
最近の防災・減災活動:
・非常食から被災生活を支える災害食へ(科学技術動向 2012年3・4月号)
 http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/stfc/stt128j/report2.pdf
・宇宙食の現状と災害食への活用(科学技術動向 2014年5・6月号)
 http://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/NISTEP-STT144J-15.pdf

・地域防災にはまったきっかけは?

2004年から2011年まで「宇宙日本食」の開発担当でした。国際宇宙ステーション(ISS)に長期間(半年前後が多い)滞在する宇宙飛行士に日頃から食べなれている日本食を供給することによって、精神的なストレスを下げ、パフォーマンスを維持してもらうことを目的としたものです。ISSは外部から隔離された閉鎖環境で、安全上火が使えない(調理ができない)など、被災時にさらされる環境に似ていることから、宇宙食の経験や技術が地上の食品、特に防災対応の食品に応用できないかと考え始めたのがきっかけです。


・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

東日本大震災発生直後、部分的な被害しかなかったつくば市でも飲料や食品があっという間にスーパーやコンビニの店頭から消えました。巨大地震になると食の問題は被災地だけの問題では済まず全国的な影響を及ぼすため、日本のどこに住んでいようが日頃からの備えが必要なんだということを感じました。
また、被災地(東松島市)へ復旧のボランティアで参加した時には、自分たちの食事は自分で持っていくルールになっており、被災時だけでなく、支援活動を行うためにも食料備蓄が重要であると感じました。


・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

東日本大震災の後しばらくは飛ぶように売れて、生産が追い付かない場合もあった非常食/災害食の売れ行きが鈍っているという話を聞きます。「のど元過ぎれば熱さを忘れる」のは当たり前とか、「熱しやすく冷めやすい」のは日本人の国民性とあきらめずに防災・減災の活動を続けていく必要があると思います。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

ホリカフーズ(株)経営戦略室/取締役兼執行役員の別府茂さんです。別府さんは、長年に渡り常温で長期保存できる食品の開発を進められると共に、災害時の食のあり方についても研究をされており、この分野では指折りの見識を持たれている方です。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。

このリレー寄稿には多彩な方々が参加され、それぞれの経験を踏まえて貴重な情報を発信されており、大変参考になります。これからの発展を期待しています。

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