まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

伊達富美(だて・ふみ)

伊達富美(だて・ふみ)

災害で生活が変わった子供を支援する会・代表 広島県防災ドローン研究会・代表

出身地:広島県
最近の防災・減災活動:災害で生活が変わった子供を支援する会
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広島県防災ドローン研究会ドローン講習会

防災を取り組み始めたきっかけは?

熊本地震で、自宅前や避難所で車中泊をする方がおられ、子どもが騒ぐからと避難所から出た方、ペットがいて避難所に行かない方、余震を恐れ車で過ごす姿に愕然としました。自宅や避難所が無事でも、住民の数だけ助けがある訳ではない事に気が付き、主婦でもできる事を始めました。ハーブと被災地をつなぐ会を立ち上げ、私と同じように、小さい子どもがいる等の理由で、被災地までいけない方と活動を共にし、平成30年豪雨では、自宅の近くが広範囲で被害にあい、防災活動への幅を広げています。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

活動開始時から物資支援をしてくださった、神奈川県のボランティア団体「チーム藤沢」から、市民目線の被災箇所のドローン撮影をしないかと提案をいただきました。主婦の私も、住民希望箇所を撮影する意義とドローンで出来る二次災害防止に期待して、協力をお願いした広島市安芸区瀬野の防災士西佐古信夫氏のご尽力で、沢山の被災箇所の撮影が実現しました。データが被災地の方の助けになるように著作権はフリーです。防災ドローン活動と子どもの支援は大きく広がり、5月25日に広島市立矢野小学校で、ぼうさいドローン広場が行われました。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

備える。活動する。足りないところだけを行政にフォローしてもらう位の気持ちで、市民と防災は共に歩む姿勢が必要です。雨が酷くなったら、どうやって避難したらいいかと問う方が多いですが本末転倒です。早めの避難を呼び掛けているのです。早めの避難には準備が必要です。避難所をいつ開けるか決めるのはそこに住んでいる町民です。まず、いつ開けるのかを決めていいということを、行政と住民、自主防災会がどう捉え、周知、実践していくのか、最初の通過点だと思っています。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

災害・復旧支援団体チーム藤沢のご尽力で、日本土地家屋調査士会連合会研究所研究員土地家屋調査士山中匠氏、東広島市のギークハウス広島の谷口友介氏、安芸郡坂町小屋浦の元吉保氏、庄原市の山口修さんと防災ドローン活動を行うことができました。似島地域おこしの船谷季弘氏の協力で、慶応義塾大学SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアム 副代表南政樹先生と、徳島大学大学院社会産業理工学研究部 三輪昌史准教授全島災害調査も行われました。福岡県のチーム田中屋の高尾さんは、ボランティアさんに温かい昼食を提供して下さいました。鹿児島のハッピータイムの篠原恵子さんは、SOSに反応してくださる強い味方です。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

リレー投稿、何年か経ったときの皆様の取り組みや成果も、知ることができるとありがたいです。全国で活躍しているこどもたちの交流があると未来の防災へつながるのではないかと思います。最後に、被災地でドローン講習に参加した娘が、友達にラインを送っていた内容を紹介します。
「今日は、ドローン教室に行くよ。お父さんと、お母さんと私で行くよ。災害があったときに、ドローンで撮影できる人を、たくさん、つくるために‼」

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