まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

冨川万美(とみかわ・まみ)

2017年5月29日

冨川万美(とみかわ・まみ)

NPO法人ママプラグ 代表
http://web-mamaplug.com/
facebook https://www.facebook.com/mamaplug/
twitter https://twitter.com/mama_plug

出身地:新潟県
最近の防災・減災活動:東京都 女性の視点の防災BOOKプロジェクト委員、神奈川県ボランタリー基金21協働事業、「子連れ防災手帖」他 防災関連著書4冊 など。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

東日本大震災の際、被災されたママたちの支援活動を通して「備える」ことを必要性を実感し、防災事業を始めました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

私自身もそうだったのですが、「防災」ということ自体面倒臭くて億劫なもの、というイメージが定着しているように思えます。私たちの関わるセミナーやイベントなどを通じ、お会いした方々が「防災のイメージが変わった」「帰ってすぐに〜をやりました」など、何らかのアクションを起こしてくださった声を聞くのが一番嬉しいことです。この活動のやりがいを感じます。逆に、いくら言葉で伝えても実際に動かないといざという時に全く役に立たない場合もあります。防災グッズや非常食など、「自分で試して考える」ことが必須だと考えています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

防災には「ソフトの面とハードの面」があると考えています。ハード面というのはいわゆる「グッズ」などの備え。ソフトの面というのは地域や家族との連携、いわゆるコミュニケーションのことです。多くの方々が、人と人とのつながりで助かったように、会ったら一声挨拶を交わす・・
その程度であっても、ご近所付き合いというのは非常に大切なことだと思います。その「知り合い」を増やす生活こそが、いざという時の助け合いに繋がりやすいはずです。その反面、防犯上の問題などでなかなかハードルが高いのも現状です。まずは、地域のお祭りや、町内会のイベントなど、積極的に顔を出してみてはいかがでしょうか。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

神奈川県との協働事業を進めている関係で、多くの自治会、町会の皆様とお会いし、その地域の防災訓練に参加させていただく機会も多いです。各地域の特徴によって、必要な訓練や情報も変わってきます。子育て層の多い、シニア層の多い、海沿いの町、山沿いの町、都心部など、各地域で抱える課題を一緒に見出し、解決策を考えています。そのような繋がりは、私たちの活動における財産なので、今後も地道に各地域の方々と直接連携を取っていきたいと思います。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

様々な分野の方々から、このようなテーマで寄稿されているのは大変貴重なサイトだと思います。
防災を考える上でとても大切なのは、「自分だけでなく周りを巻き込んで進めていくこと」だと考えています。このようなサイトを通して、一人一人が違う環境で、違うニーズがあり、でも何か一緒に助け合えるきっかけを見つけられると防災がぐっと進むような気がします。