まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

出水眞輝

2021年12月1日

出水眞輝 (いずみまさき)

大阪市立水都国際中学校防災部 ファウンダー
I×Bousai Laboratory 研究員

主な活動地域:

大阪府 大阪市

出身地や活動地域:大阪市
最近の防災・減災活動:史上最年少9歳で防災士試験に合格。家族全員防災士として啓発活動を行う。また、各種メディア出演を通して若者世代に防災を身近に感じてもらえる取り組みを行っている。
中学校入学を機に仲間を集め防災部を創設。未来の防災力向上のためのZ世代へのアプローチとして、「大阪市立水都国際中学校・高等学校における防災意識調査」を実施した。

防災を取り組み始めたきっかけは?

幼稚園の時、好き嫌いが多い僕に母が「世界には食べることができない子がいるんだよ」。調べてみると世界中で危機に直面する子ども達が大勢いることを知りました。
そこで僕は色んな方に手紙を書いて尋ねました。「世界はどうすれば仲良くなれますか?」
その手紙をきっかけに国境なき医師団日本会長(当時)の加藤寛幸先生と対談し、その場で「先生のような人の命を救う仕事に就きたい」と宣言しました。
その翌年9歳の時、まちづくりの仕事をする父が地域の人達の前で防災を語る姿に憧れ、人の命を救う仕事の第一歩として防災士を志しました。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

自分にしかできない活動ってなんだろう?と考えた時、やはり今は中学生の目線でお話することだと思っています。中学校で仲間4人と共に防災部を立ち上げ、全生徒を対象とした防災意識調査を行いました。
父の仕事に同行し、地域の防災訓練によく参加します。そこでは「若者が来ない」とよく耳にしていました。そこで直接、なぜ防災訓練に参加しないのか?どうすれば参加するのか?を調査すべく、直接若者に聞いてみたかったからです。
この調査から見えてきた若者の声を、地域の防災訓練を行う方々にお伝えし、よりよい地域防災の活動につなげていくことが、中学校防災部の使命だと思っています。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

マンションに住んでいますが、名前を知らない方もいます。そこにここ数年のコロナの影響が加わり、災害時に共助が本当に稼働するのか心配です。
僕が記憶にある中で一番大きかった地震は、2018年6月の大阪北部地震でした。
発災時は本当に怖かったですが、揺れが収まった後にふといつもエレベータで挨拶をしている一人暮らしのおばあさんのことが気になり様子を見に行きました。大丈夫ですか?と声をかけると、それまで怯えていた顔が一気に明るくなったのを見て、僕もとっても嬉しい気持ちになりました。
共助って難しく考えるのではなく、普段から「つながり」をちょっと意識するだけで、とっても大きな力になると思います。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

このサイトでは全国各地で活動されている方々が投稿されているので、いろんな地域のことがわかるのが非常に嬉しいです。みなさんの熱い情熱に僕はついていけているのか不安ですが、これからも防災への情熱、強い思いをもっと多くの人へ繋いでいっていただければなと思います。僕もがんばります。