まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

匂坂直康(さきさか・なおやす)

匂坂直康(さきさか・なおやす)

日本防災士会 東京都支部 技術支援チーム
港区 防災危機管理室 防災課 地域防災支援係長(2017年3月まで)
港区 産業・地域振興支援部 地域振興課 統計調査係長(2018年4月から)

生年月日:1965年2月8日
出身地:東京都港区
最近の防災・減災活動:大田区羽田地区防災講演会講師(東京都支部長)補助。港区三田地域3町会合同防災訓練ファシリテーター。その他、被災地視察、日本防災士会東京都支部での講演等の活動。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

防災危機管理室防災課地域防災支援係長として、地域の防災住民組織や事業所への防災の啓発事業に携わるようになったことがきっかけで、自助を徹底するための事前準備の必要性、重要性を伝え続けています。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

区が管理運営をする区立住宅等において、事前に申請を出しておけば、家具転倒防止器具を設置した際に出来た壁や柱などのネジ穴を、退去時に原状復帰する必要がない制度を構築し、平成29年4月から実施できるようにしました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

平成32年までに、港区に1000人の防災士を養成する計画を作り、平成30年3月時点で約600人の防災士が誕生しています。しかし、その大半の方が資格取得後に活動できる場所を整備して欲しいと区へ求めてくる状況です。これまで地域の防災を担ってきた町会自治会を中心とした防災住民組織などへ、防災士の資格を取得した方々が円滑に参画できる仕組みを作ることがこれからの課題であると考えています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

防災課のセクションを外れてからは、日本防災士会東京都支部でお世話になっています。ここでは、様々なキャリアをお持ちの方々がいて、とても勉強になっています。防災課時代に繋がりを持つことになった、宮城県東松島市の女子高生語り部ユニットTTT(TSUNAGU Teenager Tourguide of NOBIRU)のみなさんには、これからも活動を継続し、多くの方に命の大切さを語り続けて欲しいですし、何かの折には、また、一緒に活動をしたいと思っています。また、平成29年12月には、南三陸町で宿泊者の方へ語り部の事業を行っている「南三陸 ホテル観洋」の阿部憲子女将から震災当時の話しを聴くことができ、今後も繋がりを持ち続けたいと思っています。
他にも、たくさんの方々との繋がりを持たせていただいています。一つひとつの繋がりを大切にしていくこと、難しいことですが、それだけに繋がることの大切さを実感しています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

サイトを通じて、たくさんの方との交流は可能となりますが、それをより強固な「繋がり」にするためには、実際にお会いして、話しをする機会が必要であると考えます。小さくても、なるべく頻繁に話しができる場を設けて頂けるといいなぁと思います。