まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

南沢修(みなみさわ・おさむ)

南沢修(みなみさわ・おさむ)

長野県木曽建設事務所 次長

出身地:長野県千曲市 最近の防災・減災活動:文部科学省 次世代火山研究・人材育成プロジェクト 総合協議会 委員(2016年~) 2018年 西日本豪雨災害(広島県尾道市)、2018年 平成31年豪雪災害(福井県)、2016年 熊本地震(南阿蘇村)、2015年 関東・東北豪雨災害(茨城県)など県外の災害応援派遣を経験 論文等→ 地域安全学会梗概集 No.44,2019.05、砂防および地すべり防止講義集(第59回),2019.2.14、弥陀ヶ原火山防災協議会幹事会講演 2018.12.19、第20回日本災害情報学会研究発表大会予稿集,2018.10、地域安全学会梗概集 No.42,2018.05 等

防災を取り組み始めたきっかけは?

2004年新潟県中越地震で、被災地の川口町に物資支援で入ったことが防災に関わった最初です。被災地での被災状況を目の当たりにし、災害の凄まじさを身をもって感じました。
翌2005年に県の危機管理部に配属され、2006年に「18豪雪」、「平成18年7月豪雨災害」と県内で人的被害が発生する大きな災害対応を経験しました。以降、「2014年御嶽山噴火災害」の他、「豪雪」、「豪雨」、「地震」と県内で災害対策本部を設置する多くの災害対応をさせていただきました。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

様々な災害対応を行った中でいつも思うのは、警察・消防・自衛隊の力です。
特に、御嶽山噴火災害では、噴火口から数百メーターの場所で、噴火の恐れのある中、警察・消防・自衛隊が各々の強みを発揮し、連携して、命がけで要救助者の救助・救出活動を行っていただいたことには、感謝の言葉しかありません。3隊が連携して災害対応に当たるため、県庁では県・気象庁・3隊が同じ部屋に入り活動調整を実施。現地では、3隊の実働部隊が現地指揮所で情報共有・意思決定を行い連携して、救助・救急活動に当たれたことは特筆すべきこととと思っています。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

行政は人事異動があり、概ね3~4年で防災担当部局を離れていきます。災害対応の経験はOJTでは補えない内容が多くあり、どうしても過去の経験者に頼らざるを得ないことがあります。
各自治体も人事上の都合もあり簡単にはいかない課題であるとは思いますが、各自治体の中での災害経験者をいかに実災害時に活用していくのか、また、自治体間で、特に担当者レベルで、災害経験者をお互いに活用できる仕組みが構築できないかなと思います。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

様々な災害の対応や災害対策の検討などをさせていただいたおかげで、様々な分野の専門の御高名な先生方や、国の研究機関の先生、多くの自治体の職員の方々とご縁ができました。火山災害を経験したことで、火山研究に携わる先生方から火山の様々な知識等を、また、県の地震被害想定の改訂に関わったおかげで、地震に携わる先生方から地震や地質等に関する知識を、災害からの被害を減らすための研究をしておられる多くの先生方から様々な防災の知識を御教授いただきました。
各分野のトップクラスの先生方から、普通の行政職では、得られないような多くの知識や視点をお教え頂き、非常に恵まれていると思っています。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

防災や災害対応は一人の力では限界があります。多くの知識や経験を持った者がそれぞれの強みを発揮して、連携していくことが大事なことであり、このサイトをとおし、それぞれの特徴を生かした連携を図ることができればよいと思っています。

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