まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

友永公生(ともなが・きみお)

友永公生(ともなが・きみお)

高知県幡多郡黒潮町産業推進室係長

生年:1971年
出身地:高知県幡多郡黒潮町
最近の防災・減災活動:2003年度から2010年度まで防災担当。2013年度から現職。防災関連産業として缶詰工場の立ち上げに携わり、非常「食」で新たな「職」をつくる担当をしています。
黒潮町缶詰製作所 http://kuroshiocan.co.jp/

・防災に踏み込んだ(取り組み始めた)きっかけは?

地元の消防団に(当初はイヤイヤでしたが・・・)入団したことです。現場で人の命や財産が失われ、それを嘆き悲しむ家族らの姿に触れるうち、もっと何かできないだろうかと思うようになっていました。そんな頃、防災担当として消防団本部を兼ねた担当になったのが大きな転換期です。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

黒潮町の防災対策の中でも、各地から注目を浴びている「防災地域担当制」を発案できたことです。
これは、東日本大震災の被災地(主に気仙沼と南三陸)に関わる中で生まれた仕組みです。東北の皆さんからのバトンを、ひとつの形にできたと思っています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

世代のつながりです。命、暮らし。
40年程度の周期でさえうまく伝承できない災害と向き合ったとき、100年周期のこの地域で、どうつなぐか。人々の命と暮らしを。人口減少を迎えたこの時代、次の大きな災禍を経てもなお、この地域で人々が幸せな暮らしを続けるために何をすべきか。命を守り、暮らしを守る。今取り組んでいる「缶詰プロジェクト」は、この課題を解決する大きな意味を持っていると思っています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

近い将来の高知と呼ぶべき東北の自治体職員の皆様とつながれたことです。
特に私と同じ時代に防災担当を長く携わっていらした気仙沼の佐藤健一さんや宮古(田老)の山崎正幸さん。他にも多くの方がいらっしゃいますが。彼らに支えられ、高知の未来を変える力をもらっていると思います。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

昔から防災担当は2~3人訪ねれば、たいていは知り合いに行き着くという狭い世界と思っています。ただ、それだけ濃密なつながりである証ともいえます。こうしたつながりを活性化するコンテンツとして、平時に、有事に、機能してほしい(そうした仕掛けの付加がいるのかな?)と思います。

検索結果( 件)