まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

坂本京子(さかもと・きょうこ)

気象予報士
空みずきの会(一般社団法人日本気象予報士会西部支部山口部会)会長
山口県環境アドバイザー

生年月日:1966年7月30日
出身地:山口県
最近の防災・減災活動:県内の自治会や婦人会、PTAなどを中心に気象防災講座を行っています。山口大学の研究室で働いており、災害調査や防災士の育成にも関わっています。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

阪神・淡路大震災です。結婚して、故郷の山口県から兵庫県に転居して3ヵ月後に遭遇しました。毎日泣いて暮らしていた自分にカツを入れたいと、気象予報士の勉強を始めました。災害で命を失くす人を一人でも少なくする手助けができる仕事がしたいと思ったのです。予報士試験に苦戦する途中で防災士の資格をとり、日本防災士会の企画実行委員として、防災士の研修のお手伝いをさせていただいたのがきっかけです。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

去年、市役所の危機管理課に数ヶ月ほど気象予報士として派遣されました。いつもは情報を受け取る側ですが、発信する側の苦労を共有できたのは新鮮で貴重な経験でした。地域の防災活動が一過性に終わらず、その地域で息長く続けていくためには、自治体や活動拠点となる公民館、施設を巻きこみながら、地域住民と一緒になって企画運営することが大切だと感じます。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

防災は「仲間づくり」で、多くの住民や団体、企業等と連携のとれる信頼関係が築けるかが活動の展開には重要だと思います。ただ、地域は年齢や家族構成、生活時間帯など、構成する世帯の数だけ事情が違う個々の集団です。「筋をとおす」ために遠回りをしたり、「あちらを立てればこちらが立たず」ということもしばしばで、根気よく取り組むための忍耐力が必要だと感じます。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

様々な女性団体です。人生の大先輩も多く、若い頃の苦労を笑顔にかえてらっしゃる余裕を感じます。忙しい現役世代・子育て世代に対して理解があり、市民活動は焦らず「できる人ができることから」という姿勢を教えていただきました。一方、「いい」と思ったら、電話や声かけ一つでぐんぐん進めていく行動力は、日々のお付き合いを大切にしてらっしゃる賜物だと感服するばかりで、私もそうありたいと思っています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

「防災」と一言でいっても、こんなに多角的なアプローチがあるのだと驚きます。全国で活動しているみなさんの言葉に元気と力をいただきました。地域別で検索できると、つながりのきっかけになれるかもと思います。いろいろな情報や使えるコンテンツも満載で大変勉強になります。本当にありがとうございました。