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運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

堀井秀知(ほりい・ひでとも)

2018年7月2日

堀井秀知(ほりい・ひでとも)

弁護士(徳島弁護士会)、防災士

生年月日:1973年3月26日
出身地:高知
最近の防災・減災活動:徳島弁護士会として、徳島県社会福祉協議会、徳島県内の7市町と災害支援協定を締結するとともに、社協や自治体の防災訓練等に参加し、講演等を行っています。また、徳島県内の専門士業とも災害支援のためのワーキンググループを立ち上げるとともに、個人的に美波町由岐湾内地区の事前復興の取組みのお手伝いをしています。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

大学在学中に阪神・淡路大震災で被災し、震度7を経験しました。その後、東日本大震災の際に個人的にボランティアとして東北に出向くともに、弁護士として所属する徳島弁護士会において防災・災害支援活動に携わるようになったことがきっかけです。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

平成25年に開催された四国弁護士会連合会定期大会記念シンポジウムにおいて、災害支援をテーマにしたシンポジウムを開催し、本格的に徳島弁護士会において災害支援体制の構築に取り組むようにできたことです。自治体の防災訓練において弁護士が住民の皆さんにお話できる機会ができたことは本当に嬉しく思っています。また、徳島弁護士会では、各地の被災地で弁護士が被災者支援に用いている情報支援ツールである「弁護士会ニュース」を作成し、弁護士会HPにも掲載されています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

生活再建や地域の復興のためには弁護士をはじめとする専門士業の役割が重要であるにもかかわらず、まだまだ一般にも、そして専門士業自身にも知られていないように感じています。そのため、専門士業間、あるいは専門士業と行政・住民組織・ボランティア等との連携も十分ではありません。さらに、災害が起きる前の事前復興が重要であるにもかかわらず、これを支える法制度を含めた仕組みも十分ではありません。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

平成25年のシンポジウムを実施するにあたり、東北をはじめ、関東、阪神、そして地元徳島といった様々な地域で災害支援に取り組まれている方と繋がることができました。そうした方々との繋がりは、現在の徳島弁護士会の取組みにとっても大きな財産になっています。そうした方々全員のお名前を挙げたいくらいなのですが、徳島大学の中野晋先生、上月康則先生、西山賢一先生をはじめとする諸先生方や、徳島県美波町において事前復興に取り組んでいる美波町職員の浜大吾郎さん、自主防会長の酒井勝利さん、徳島大学地域創生センターの井若和さんにはいつも教えられています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

防災に関心のある人と人とが気軽に繋がることができる、そんな場所としてますます発展されることを願っています。