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運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

大林武彦(おおばやし・たけひこ)

2019年6月21日

大林武彦(おおばやし・たけひこ)

日本赤十字社香川県支部 事業推進課長

出身地:香川県丸亀市
最近の防災・減災活動:日本赤十字社救急法講師、日本赤十字社水上安全法指導員
日本赤十字社幼児安全法指導員、日本赤十字社防災教育指導者
日本DMAT隊員
AED講習、着衣泳講習、ボランティア養成など
【派遣】
平成10年高知豪雨災害、新潟県中越地震、平成16年香川県台風災害、東日本大震災、平成30年7月豪雨災害
カンボジア赤十字社救急法普及支援事業

防災を取り組み始めたきっかけは?

阪神・淡路大震災で被災した友人の自宅を訪問し、実際に震災の破壊力を目の当たりにしました。私は、平成7年度に日本赤十字社に入社し義援金の受付をさせていただきました。その頃は、入社したばかりで救護活動、ボランティア活動のことに対して十分な知識や経験もありませんでしたが、被災者のために何かできることをしたいという想いで集まったボランティアと研修やイベント等に取り組んできました。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

平成16年はご存知のように災害がとても多い年でした。私の地元香川県も例外ではありませんでした。台風16号の影響により沿岸部は高潮の被害が発生しました。
その際に、日本赤十字社香川県支部、香川県社会福祉協議会、香川県ボランティア協会、赤十字防災ボランティアが日赤香川県支部のボランティア室に集まり、ボランティア・センターを立ち上げるか否かを侃侃諤諤と議論をしました。その時に「これぐらいの被害でボランティア・センターを立ち上げたら恥ずかしいわ」との声が一部ありました。
が、「今立ち上げないで、いつ立ち上げるんですか」と若輩ながらも声を荒げたことを今でもはっきり記憶しております。
結果、香川県で初めてボランティア・センターを立ち上げることができました。当初は様々な問題がありましたが、被災者のためにみんなで力を合わせてボランティア・センターをがむしゃらになって運営しました。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

正に防災活動は「つながり」が重要です。救護活動も、ボランティア活動もシームレスに続けることが被災者の安心にも「つながり」ます。
阪神淡路大震災はボランティア元年と言われております。その後、多くの方が防災ボランティアとして被災地に赴き、活動してまいりました。あれから25年近くなります。ベテランのボランティアから次世代のボランティアにバトンがスムーズに渡るようなシステムや組織の構築が不可欠と思います。
ボランティア観は十人十色です。長くボランティア活動を続けるためには、決して無理をしないことや、強制ではなく自発的な行動が必須です。そのためのモチベーションを保つことも肝要です。人と人とつながりを大切にその優しさのバトンが今後、未来永劫、つながっていくことを願ってやみません。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

日本赤十字社高知県支部 事業推進課長 吉岡邦展さんです。近い将来必ず発生すると懸念されている南海トラフ巨大地震対応に身を粉にして第一線で取り組まれている方です。
香川県社会福祉協議会 事務局長 日下直和さんです。平成16年に一緒にボランティア・センターを立ち上げました。いつも冷静で的確な判断をされます。事務所が隣同士で災害時には連絡を密にし、様々な活動に取り組んでいます。香川県災害ボランティア連絡協議会も協働で立ち上げました。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

今回、このような場をご提供いただき、とても嬉しく思います。
今後の災害に備えて防災関係に関わっている(興味のある)人や組織、団体との連携がスムーズにできるよう今後ともご指導よろしくお願いします。