まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

大沼乃里子(おおぬま・のりこ)

国土防災技術株式会社

生年月日:1982年10月26日
出身地:埼玉県さいたま市
最近の防災・減災活動:
2008年~15年 民間コンサルティング会社にて、地方自治体や医療・福祉施設等の公共機関向け事業継続計画(BCP)コンサルティングや調査業務等に従事。
2011年~13年 上記を休職し、青年海外協力隊で、中米コスタリカにて小中学校やコミュニティ向けの防災推進・啓発活動や調査活動等に従事。
2015年~16年 防災教育・イベント関連のNPOにて、民間企業や幼稚園等の防災教育支援活動等に従事。
2016年~現在 地区防災計画の策定支援、避難行動訓練EVAGを活用した地域住民や教育機関等向け防災教育活動等に従事。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

学生時代に国際協力関連の研究を進めるなかで、「リスク」や「コミュニティ」というキーワードに関心を持ち、新卒で入社した会社で事業継続関連コンサルティングを行う部署に配属され、様々な機関の地震・洪水対策及びBCP策定等を支援し始めたのがきっかけです。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

中米コスタリカでは、当初思い描いていたコミュニティ防災の活動が、現地事情によりなかなか進められませんでした。そんな頃、赴任地近くを震源とする大きな地震があり、市の災害対策本部の支援を行うなかで次第にコミュニティとの接点ができ、活動が円滑に進み始めました。日本より大きな災害が少ない国なのでなおのこと、防災を「わがこと」と考えるきっかけづくりや、防災に関心を持つ人との関係構築が重要であることを再認識しました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

機会があればつながりたいと思っている人は多いと思いますが、一方で、面倒なことに巻き込まないでほしいと思う人もいると思います。ただ、一人ひとりの生活や仕事に別の視点を取り入れることで、それぞれの生活や仕事の幅もグンと広がる。私自身は、そんな視点で常に様々な分野・テーマに関心を持っていたいと思うと同時に、防災に携わる一員として、様々な分野からつながるきっかけづくりと、その後のスタートアップのお手伝いができたらいいなと思います。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

もともと国際協力を志向していたこともあり、防災分野においても国際協力NGOやNPO等とつながりたいと考えていましたが、同時に、営利企業と非営利団体が連携することは難しいとも考えていました。当社では、防災・減災日本CSOネットワーク (JCC-DRR)に参加し、海外で防災・減災に取り組む国際協力NGOと連携して、途上国における地域防災支援を進めています。お互いの強みを活かし弱みを克服しながら、より良い活動を展開していきたいと考えています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

一見防災とは関係のない、様々な業界で活躍している方とつながることで、一人ひとりの生活や仕事に「防災をプラス」する人が増えていき、防災・減災の裾野を広げる機会になるのではないか…と期待しております。