まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

奈須開生(なす・ひらお)

公益社団法人 宮崎県柔道整復師会 会長

生年月日:1958年2月1日
出身地:宮崎県日向市
最近の防災・減災活動:
・宮崎県総合防災訓練への参加及び救護班の派遣(平成21年5月~)
・東日本大震災による宮城県災害医療ボランティア活動(平成23年5月)
・熊本地震による南阿蘇災害医療ボランティア活動及び救護班の派遣(平成28年4月~5月)
・災害対策市民公開講座の実施(平成29年11月)

・防災に取り組み始めたきっかけは?

平成20年宮崎県と「災害時における柔道整復師支援活動に関する協定書」を調印しました。それにより、平成21年より、毎年、宮崎県総合防災訓練に宮崎県柔道整復師会救護班(7~10名)が参加し、平成23年3月11日東日本大震災による宮城県災害医療ボランティア活動に当会会員3名と参加しました。平成23年5月9日~12日まで、宮城県気仙沼階上の3ヶ所の避難所にて延べ人数128名の被災者支援活動を行いました。また、平成28年4月16日の熊本地震の救護ボランティア活動に宮崎県柔道整復師会より17名が参加しました。南阿蘇の5ヶ所の避難所にて延べ376名の被災者に救護活動を行いました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

東日本大震災にて、施術を行うに当り医師の様に共用できるカルテが無く、一から聞取り等を行い施術していましたが、医師及び看護師はパソコンで電子カルテ等を記録し、メールで本部に送るなどして引継ぎが出来ていました。昨年は、佐賀医科大学の阪本先生・佐賀県柔道整復師会理事の隈本先生をお招きして、災害対策をテーマで、研修会を行い会員間で活動理念を共有し、災害時に何が必要か、そして私達が何が出来るか明確に指針が示されました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

東日本大震災や熊本地震の際にも、各県の柔道整復師会の理事がコーディネートを行い、現地案内や、私達が救護ボランティアに入る事を、事前に各避難所に連絡をして頂き、行政、医師、看護師とのつながりにより、スムーズな支援活動を行う事が出来ました。今後は、当県として、災害救護班の技術及び、意識を高め災害時の活動がスムーズに出来る様にしたいと考えています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

公益財団法人国際医療技術財団(JIMTEF)の研修会に当会災害担当者を派遣して、トリアージの方法や災害医療チームとしての組織づくり等を学び災害における救護活動の向上を目指しています。また、日本赤十字社宮崎支部より当会6支部で救護活動の研修会を行っています。行政、医療関係団体等と繋がる事により、現場の連携をスムーズに行い、災害時に役立てたいと思います。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

災害・防災に関する情報の発信と、各種団体とのコミュニケーションを図り、活躍される場を提供して頂きたいと思います。同じ志を持った方達が集まり、理解し、切磋琢磨する事により、素晴らしい人財が育ち、利他の精神が広まり日本国が豊かになる事を期待しています。