まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

奥河洋介(おくがわ・ようすけ)

HITOTOWA INC. ディレクター
一般社団法人まちのね浜甲子園 事務局長

生年月日:1980年8月14日
出身地:兵庫県西宮市
最近の防災・減災活動:
・西宮市浜甲子園団地エリアでの防災イベントの企画、情報発信
https://www.facebook.com/machinone.hamaco/
http://machinone-hamaco.org/blogpage/
・サッカーを通じた防災ゲーム「ディフェンス・アクション」、避難生活について考える「よき避難者ワークショップ」の開催
http://hitotowa.jp/

・防災に取り組み始めたきっかけは?

阪神・淡路大震災を経験し、東日本大震災の復興支援に2年間現場で関わる中で、どこの場所でいつ災害が起きてもおかしくないことを痛感しました。また、災害の対策を行うことの大切さと共に、日ごろのご近所さんとの繋がりが災害時の行動に大きく影響すると感じました。そのため、住民が主体的に近所で繋がりを育み、結果的に防災にも役立つ取組みを積み重ねていくサポートを、兵庫県西宮市や大阪市淀川区などで行っています。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

西宮市浜甲子園団地エリアでの「はまこう防災フェスタ」の取組みです。食糧をテーマに発災時の備えを考える「よき避難者ワークショップ」、子どもは外でボールを使って楽しみながら防災を学ぶ「ディフェンス・アクション」、最後は全員で非常食の試食を行いました。この団地エリアで永く暮らす高齢者から小学生、子育て中の親子、転居直後の夫婦など、多様な世代が近所に集い、交流しながら防災について学ぶ機会となりました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

学校・職場、趣味などでのつながりはあるものの、暮らしている場所の近所でのつながりが希薄である方が多いことです。高齢者や乳幼児を連れた方、災害発生時など、行動できる範囲が狭くなった時に頼れる人、助け合える人が近所におらず、孤立してしまうことが見受けられます。日ごろから近所で助け合える「しがらみでも孤独でもない」近所での関係性づくりが大切だと考えています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

現在、コミュニティスペースHAMACO:LIVING(浜甲リビング)を運営している中で、子育て世帯の方々が繋がる機会づくりを行っています。若い世代も近所の繋がりが無理なく広がることを歓迎しており、困った時には助け合える関係が生まれていて、防災にも役立つと考えています。今後は、こうした近所の繋がりが、子どものいない夫婦や単身者、子育てを終えたシニア層などにも広がることで、近所に繋がりがある安心感を広げていければと考えています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

あまり防災について考える機会のない人の目に触れるような発信を期待しています。自主防災組織の取組みや防災イベントなどでも、防災に関心がある人ばかりが参加する傾向があります。防災は全ての人の暮らしに関係するものですので、防災とは関係ない分野で活動されている方に防災に関する発信をお願いすることで、新たな人に防災について考えてもらうきっかけになればと思います。