まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

守真弓(もり・まゆみ)

2017年4月12日

守真弓(もり・まゆみ)

特定非営利活動法人高度情報通信都市・計画シンクタンク会議 理事・主任研究員・事務局長、同シンクタンク内 非常食研究会 代表
日本災害食学会 理事・事務局長・災害食専門員
防災士

最近の防災・減災活動:
・月刊「フェスク」2016年8月号(発行(一財)日本消防設備安全センター)
・エッセイ『災害時の食の問題を考える』執筆
・(一社)ASISインターナショナル日本支部 セキュリティーミーティング
・講演『リスク管理としての災害食』(2016年9月)
・杉並区天沼中学校 防災勉強会(2016年 6回)
・東京駅周辺防災隣組の千代田区帰宅困難者対応訓練
・日比谷公園内での炊き出し訓練 (2017年3月)
・杉並区 天沼中学校区地域教育推進協議会 街の懇談会
・講演『100年に1度の災害に備えて』(2017年3月)

・防災に取り組み始めたきっかけは?

防災イベントのスタッフを引き受けたことです。このイベントで奥田和子先生(甲南女子大学名誉教授)が災害時の食の問題について講演され、たいへんな衝撃を受けました。そこで、東京駅周辺防災隣組で始まった非常食研究をシンクタンク内の研究会として引き継ぎました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

日本災害食学会を設立したことが一番と思います。東日本大震災が発生した時、その前年に地域安全学会で大船渡に行っていたこともあり、本当にショックでした。その大船渡の学会・シンポジウムというのは、津波50周年で開催されていたからです。自分に出来ることをしようと決意し3年内での設立を目指しました。設立総会で会長が「守さん、できたね!」と声を弾ませていたのを覚えています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

防災は多方面に渡りますが、ある分野の人が、他の分野に疎いだけでなく、あまり関心を払わずバラバラに進んでいる印象を受けることがあります。また、あるテクノロジーで役に立つことが災害など非常時にはむしろ人の生命を危険にさらしかねない、といった矛盾も起きています。平常時・非常時、他分野、と幅広く関心を持つ必要を感じます。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

自分が住む地域では、区、警察、消防、法人、町会等を含む学区の連合体があります。
防災を主たる目的にしているわけではありませんが、とても良い繋がりだと思います。また、まだ2例ですが高等学校と病院の災害時の協定も区役所との3者協定の形で締結されています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

教育コンテンツのさらなる充実を期待しています。最近は備蓄食以外に、防災に関心を持たせる方法についてのご相談も受けます。静止画や動画を使うとインパクトが強いと感じます。またワークショップの方法やワークシート例もとても役に立つと思います。サイトをご紹介するためにも、コンテンツを増やしていただければ有難いです。