まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

小原真理子(おはら・まりこ)

小原真理子(おはら・まりこ)

NPO災害看護支援機構 理事長、放送大学客員教授 【災害看護学・国際看護学】科目担当 

生年月日:1948年8月28日
出身地:東京都
最近の防災・減災活動:
講演
・武蔵野地域防災セミナー 避難支援活動協力員養成講座 「要配慮者トリアージ ~どう防ぐ災害関連死~(シミュレーション)」平成30年1月27日
著書
・系統看護学講座統合分野災害看護学・国際看護学第3版第3刷、編集・分担執筆16-17、21-25 37-44、 61-76、90-91、118-124、医学書院、平成29年2月
・災害時の要配慮者の対応と地域コミュニティの課題、看護協会出版会、コミュニティケア11月臨時増刊号 18-25、平成29年11月
・共著 バングラデシュの災害多発地域における村の防災リーダー育成プログラムの開発、International Journal of Nursing & Clinical Practices Vol. 4, 1-5, 平成29年5月
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発災直後の避難所における要援護者トリアージ 平成16年5月

・防災に取り組み始めたきっかけは?

災害看護活動の一環として、元日本赤十字武蔵野短期大学時代に地区住民を対象とした防災に関する調査活動を行ないました。調査結果を地元の自主防災組織に報告に行き、地域住民との連携による防災活動の必要性を学び、住民とともに身近な防災の知恵と技を獲得し、災害に強い人材育成の必要性に気づきました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

1の活動をきっかけに、武蔵野地域防災活動ネットワークを立ち上げ、官民学一体による地域防災活動を15年継続させることができました。「官」とは武蔵野市、「民」とは地域の自主防災組織、住民、「学」とは防災を学術的に取り組んでいる教育機関、災害救護活動に取り組む学生グループから構成され、主な防災活動の企画運営を担っています。15年間、組織を超えて継続させてきた要素は、有機的な連携と各強みの役割を担当し、参加者とともに学ぶ姿勢です。今まで数回、文科省の科研費に採択され、また東京防災救急協会より防火防災功労賞を授与されました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

1.主な活動の防災セミナーへの参加者は、武蔵野市内の参加者20%、市外は80%である。市内の参加者を増やす対策として、市報の掲載、市役所職員の参加、市の防災推進委員、避難所運営組織、市内5大学の学生及び教職員の参加を募る策の具現化。
2.コアメンバーの勤務移動や仕事の変化による状況にどう調整し、継続していくか。
3.看護職の地域防災意識を高めることをねらいとした災害看護学の一環として防災を普及させていく。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

地区の自主防災組織メンバー(先駆的な活動を行っている)、防災に積極的に取り組んでいる武蔵野市防災安全部と健康福祉部、日本赤十字看護大学の学生災害救護サークルメンバー、及び参加者の中から防災NPOとの繋がりは良かったと思われます。さらに気仙沼市の復興支援活動「元気教室」に6年間継続的に取り組み、筆者も活動に参加してきた宮城大学の佐々木先生と立ち上げをもくろんでいる学生防災ボランテイアメンバーです。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

双方向の情報発信を目的とし、日本中の防災に取り組んでいる人間とその発掘は、取り組んでいる人間にエールを与えることになり、また情報の共有化ができ、連携・交流の場として期待できると思います。今後も続けて下さい。

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