まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

小川光一(おがわ・こういち)

小川光一(おがわ・こういち)

作家・映画監督 認定NPO法人 桜ライン311理事 日本防災士機構認定防災士

生年月日:1987年5月29日
出身地:東京都
最近の防災・減災活動:公式サイト http://koichiogawa.ifdef.jp/
日本唯一の「映画を作ることができる防災専門家」として、全47都道府県にて防災講演の経験があり、2016年に執筆した防災対策本に関しては日本・韓国の二カ国にて出版中です。
2018年に監督を務めた防災啓発ドキュメンタリー『いつか君の花明かりには』は、日本各地の防災力向上を目指して、現在も上映依頼を受け付けております。
◇監督&著者 『いつか君の花明かりには』 『あの街に桜が咲けば』
◇著者 『いつ大災害が起きても家族で生き延びる』
陸前高田市まち・ひと・しごと総合戦略策定会議 議員

防災を取り組み始めたきっかけは?

被災地域の支援活動も非常に重要なことですし、自分自身も全力で取り組んできました。けれど、どうしても私たちは、「いつか自分や家族も災害に遭うかもしれない」という事実から目を伏せて、「大変でしたね」「助けなくちゃ」という視点のみで災害を見つめがちです。その点に違和感を持ったことがきっかけになります。
「災害が起きてから騒ぐ」を繰り返すのではなく、「予防の段階から災害に向き合う」という人が増えるように、様々な防災啓発に取り組んでいます。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

「防災講師が来ても9割がいつも寝ているやんちゃな高校で、ほとんどの生徒が起きたまま真剣に私の話を聞いてくれた」が一番のエピソードです。講演の内容は客層によって常にアドリブで変えるので、その時は、自分の若さやチャラさを最大限に活かして講演しました。
「被災地映画」はあっても、「防災映画」はなかなかないので、防災に堅苦しさを感じる若者にはもちろん、防災にマンネリ化を感じる人などにも、新鮮な形で防災を伝えられることが、自分の強みだとも思っています。(最近は「避難訓練の逃げた先で映画&講演を視聴してもらう形式」などで依頼を受けることも増えてきました)


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

撮影取材や防災講演にて、日本全国の老若男女の方々と向き合ってきましたが、一つ大きな課題として、「無傷で助かる前提でみんな防災のことを語り過ぎ」という点を深刻に感じます。
避難所想定も、非常食も、防災リュックも、つながり作りも、非常に大事ですし、絶対に取り組むべきことなのですが、それよりもまずファーストステップとして、一人一人が「災害が起きた瞬間に命を落とさないための知恵や対策」を積み重ねておくことが、何より先だといつも感じています。「避難所想定、非常食、防災リュック、つながり作りをして、防災完了」としている人が少しでも減るように、引き続き防災啓発に取り組んでいきたいと思います。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

自分の映画や講演の影響で、これから設立される防災公園や防災クラブに「花明かり」という言葉を付けようとする人が増えてきました。そういった話を聞く度に、その地域や組織と出会った意味を感じますし、繋がれてよかったなと思います。
誰か特定の人を挙げることは差し控えますが、全47都道府県に防災における仲間がいることを、いつも心強く感じます。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

この日本において、防災に関心がある人はどうしても一握りで、超無関心層が大半を占めているのが現状です。
私の講演に超無関心層がなかなか来てくれないのと同じように、こちらのサイトを超無関心層が訪れる機会もあまり多くはないと思います。それでも、こうして沢山の想いが結集したこの場所が持つエネルギーは凄まじく、紛れもない希望の一つに違いありません。様々な工夫を積み重ねて、超無関心層を減らしていくためにも、これからも私たちを牽引してくださる存在であって欲しいと思います。ありがとうございました!

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