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運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

小川愛(おがわ・あい)

2015年5月16日

小川愛(おがわ・あい)

日本アイ・ビー・エム株式会社 社会貢献部長、第9期東京都生涯学習審議会委員

生年月日 : 1963年10月8日
出身地 : 東京都 (育ちは東京都、愛知県、広島県、千葉県、茨城県)
最近の防災・減災活動について : 登壇したセミナー等
・UNSIDR駐日事務局主催 「防災・減災における民間セクターの役割~第3回国連防災世界会議に向けて~」(2015年2月13日開催)
・国連防災世界会議パブリックフォーラム「民間連携で進める今後の防災・復興支援活動(日本モデル)のあり方~東日本大震災での取り組みと学びから~」(2015年3月16日)
・NPO法人、中間支援団体、企業が参画する「民間防災および被災地支援ネットワーク」というネットワーク組織で、これから注目を浴びる必要がある“防災真剣企業”(企業の防災・減災について、平時から真剣に考え、取り組んでいる企業) をいかにして増やしていくか、について取り組み中。

・地域防災にはまったきっかけは?

まだ現職に着任する前の2011年5月、仕事で遠野から釜石、陸前高田を車で通る機会がありました。当初、震災後間もないこの時期に、当事者でないそしてそのときはボランティア目的ではなかったので、そのような者が被災地を車で通るのはよくないのでは、と躊躇していました。が、遠野でお会いした方が「日本人として、将来のためにも自分の目でしっかり見ることは絶対に必要」と被災地への訪問を進言してくれました。それは正しかったです。あの時にみた風景、感じたことは、その後企業の社会貢献部門を担当する私の、防災・減災を考える上での原点となっています。


・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

企業に属していると、地域防災=企業の防災・減災ということになりますが、そこで改めて感じることは、自分の思いを伝えることの大切さ。
企業では、何をするのでも社内外の関係者が多いです。思いが強いだけの感情論にならず、企業として取り組むべきこと、支援すべきことを整理し、明確に伝える、理解を得る、実行に移す、そのひとつひとつの努力があって、その先にあるものを守ることができると痛感しております。


・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

当事者意識と想像力が希薄になりつつあること。2011年3月11日、私は東京にいましたが、あのとき互いの家族を思いやったこと、助け合ったこと、離れた東北に思いをはせたこと、自分でできることは何かと考えたこと。その喜怒哀楽を忘れずいることが大切。企業でも、家に帰ったときの地域でも、自分、家族はもちろん、地域の知人、子供たち、会社の社員とその家族。無事でいられるために誰かがやってくれる、いつか来ることは明日は来ない、という考えでなく、皆が自分のこととして考え、準備し、訓練することが大切。昨年、地元での防災訓練に参加して、その参加者の少ない実態をみてつくづく感じました。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

「民間防災および被災地支援ネットワーク」というネットワーク組織で私よりも前から参画して活動していらっしゃる新日鉄住金エンジニアリング株式会社の市川剛さん。企業メンバーとして一緒にがんばっています。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。

小川家の「防災かあさん」になり、家族(夫, 息子x 1、犬x 1) 、地域、そして会社を守ります!