まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

小川耕平(おがわ・こうへい)

2019年6月14日

小川耕平(おがわ・こうへい)

社会福祉法人全国社会福祉協議会

出身地:東京都
最近の防災・減災活動:災害時の災害ボランティアセンター運営支援
 災害ボランティアセンターの設置・運営等に関わる研修会の開催・運営
 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)運営委員、技術系専門委員会委員、フォーラム企画委員会委員
 内閣府における官民連携の促進への関わり。

防災を取り組み始めたきっかけは?

1995年に全社協の全国ボランティア活動振興センターの担当をしており、阪神淡路大震災が発生したときに神戸に派遣されました。須磨区や長田区といった被災地の光景、靴底から伝わる残熱感は今でも記憶に残っています。また、大規模な避難所となった中学校で、被災した人が支えあっている姿、多くのボランティアが活動している姿が思い出されます。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

2018年に全国ボランティア・市民活動振興センターに異動しました。4月9日に島根県西部地震、6月18日に大阪北部地震、その後は平成30年7月豪雨、北海道胆振東部地震と大きな災害が多く発生しました。被災地支援については過去の経験と異なることがあまりにも多く、また、前任者が経験・知見が豊富でネットワークも豊かだったので、災害ボランティアセンターを訪れてもできないことが多く、とてももどかしく感じました。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

防災活動・災害支援活動は、住民、行政、ボランティア、NPO、企業など、多様な人と組織の連携・協働ですすめられるようになりました。さまざまな場面で「つながり」の大切さを実感するにつれ、「知っているつもり」である自分にも気づきました。災害時に必要なつながりは、メンバーが「自らの役割を自覚」し「対等な関係」で「主体性をもって行動する」ことと話してきましたが、そうした成熟したつながりを作ることが課題と感じます。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

防災・災害というキーワードは、分野や専門性を超えて人や組織をつなぐように感じます。そこで生まれる多くの出会いとつながりは、これまで知らなかった知識やリソースを得られるだけでなく、物の見方、考え方、協働の仕方など、価値観や文化もつないでくれると感じています。災害支援の活動の中で、こうした影響を与えてくれた多くの組織や多くの方に出会い、随分価値観が豊かになったと思います。今まで出会った方、これから出会う方の皆さんに感謝です。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

防災・減災を進めるためには、地域の力を強くしていくことがもっとも重要であると思います。平常時に地域社会で地道な活動に取り組まれている方や、その活動実践、事例を共有して全国に広げていくようなことを進めていただけたらと思います。