まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

尾高泉(おだか・いずみ)

2021年11月5日

尾高泉(おだか・いずみ)

日本新聞博物館館長(日本新聞協会博物館事業部長)

出身地や活動地域:北九州市生まれ静岡育ち。都内在住。勤務地は東京、横浜
最近の防災・減災活動:当館は「情報と新聞」の博物館だ。防災・減災に「情報」は欠かせない要素だ。2021年4-9月に、企画展「伝える、寄り添う、守る――『3・11』から10年」を開催。東日本大震災、原発事故の被災地の復興や課題、人々の思いを伝え続けてきた地元紙の活動を、報道、記者の寄稿、写真を通じて紹介した。3.11以降に各地で発生した災害への地元紙の対応、全国に広がる新聞社の防災・減災に向けた取り組みなども取り上げたほか、SNS時代の災害時の情報との向き合い方も考察した。関連シンポジウムの縁で「ぼうさいこくたい2021」のセッションにも参加する。

防災を取り組み始めたきっかけは?

①当館の常設展示に2019年春、特設コーナー「災害時の新聞の役割」を設けました。新聞には、発災時の取材・報道のほか、その後の検証・提言、防災・減災の取り組みなど様々な役割があります。
②併せて19年秋に「地域の編集 ローカルメディアのコミュニケーションデザイン」という企画展を開催し、防災・減災という社会課題に、取材報道の範囲を超えて取り組む新聞社の取り組みも紹介しました。平時の街づくりも防災・減災につながることを知りました。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

上記のように、博物館の企画展やシンポジウムが、関連テーマを持つ多くの方とつながり、こうして、「ぼうさいこくたい2021」に、防災・減災とメディアの役割を論じ合うセッションが企画され、そこに参加できることです。博物館というのは社会教育施設です。内閣府が2018年に「人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興方策」という答申をまとめたように、博物館も社会課題の解決の活動に参加できるという実感を得て感謝しています。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

どうしても属人ネットワークになりがちな活動を、どう「点」から「面」に広げていけるか。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

それぞれの方がボランタリーに活動されていることに敬意を表します。社会の仕組みを作ってきた我々世代と、未来を生きる若い人が、世代を超えて活動できるような場があればいいな、と思います(これは博物館の課題でもあります)。