まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

山元淳(やまもと・あつし)

山元淳(やまもと・あつし)

大東市危機管理室 課長
平成30年度大阪府内市町村防災対策協議会 会長、防災士

生年月日:1970年7月27日
出身地:大阪府大東市
最近の防災・減災活動:6月18日に大阪府北部を震源とする地震が発生し、たくさんの皆さんが被災し、尊い命も失われました。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

危機管理課配属の3年目に、東日本大震災直後の岩手県大槌町にて支援活動に従事するも4月に他課へ異動。被災地での経験を大好きな大東市の災害対策や地域の防災力向上にもっと活かしたい。強い想いが叶ってか、再び危機管理室にて勤務させていただいています。阪神・淡路大震災をきっかけに、自治体職員としてだけではなく、あえてボランティアの立場で全国の被災地で活動させていただく事で、自ら現場を歩き空気を肌に感じる事、被災地の皆さんとの協働の大切さを学びました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

大東市立四条小学校にて、未来を担う6年生の防災学習に一年間取り組ませていただく中で、子ども達の防災の知識向上はもちろん、命の大切さ、郷土愛の醸成に関わることができ、さらに子ども達を通して教職員や子育て世代の保護者へアウトリーチできました。卒業記念として、ペンキにまみれながら、校舎屋上に「四・条・小」のヘリサインを子ども達と一緒に作成。中学生になった今でも、街角で彼らから声を掛けてもらうと、防災学習を通して結んだ絆のすばらしさを実感します。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

自治体職員の場合、人事異動は避けられず、よほど異動先で防災の視点を取り入れた業務に携わらなければ、これまでの経験や繋がりが活かせません。ましてや、他市の担当者同士の繋がりはなおさら深刻です。困った時にお互いが声を掛け合える関係を平時から維持していくことの重要性を、今回の大阪府北部の地震対応でも感じました。縁あって防災に一度でも携わった人材は自治体にとって宝だと思います。たとえどんな職場にいても、有事において活かせる繋がりの仕組み、そのひとつが「TEAM防災ジャパン」なんだろうと思います。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

私自身は、阪神・淡路大震災の支援活動をきっかけに防災の世界に興味を持ちました。阪神・淡路大震災での様々な教訓を活かし、災害に強い街づくり、地域づくり、人づくりに取り組まれている「人と防災未来センター」での学びは、私の防災馬鹿としての根幹の部分に大きな影響を与えていただきました。全国の防災担当者との出会い、熱い研究員の皆さんの刺激、そして「人と防災未来センター」がある神戸の地がまるごと教材です。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

いろいろな立場で防災に関わっておられる皆さんのプラットフォームのひとつに。また、肩肘はらずにちょっと気軽に立ち寄って情報交換できる井戸端的な存在に。そんな場所であっていただきたいです。

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