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運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

山岡耕春(やまおか・こうしゅん)【ぼうさいこくたい編】

名古屋大学環境学研究科 地震火山研究センター 教授

生年月日:1958年9月30日
出身地:静岡県
最近の防災・減災活動:昨年度から日本地震学会の会長を拝命しています。文部科学省の委託研究を受け、「臨床火山防災学」の試みを進めています。最近、岩波新書から「南海トラフ地震」を出しました。

・「ぼうさいこくたい」の開催に向けて、伝えたいこと、知ってもらいたいことについてご紹介ください。

ぼうさいこくたいでは、日本地震学会もシンポジウムを開催します。タイトルは「地震学最前線、いま何が分かって何が伝えられるか、まだ何が分かっていないのか」です。明治以来の永年にわたる地震に関する研究の結果、地震のしくみについてはかなり良く分かってきました。一旦地震が起きると地震の規模や震度の分布、津波発生の可能性も迅速に伝えられるようになってきました。その一方で、将来いつどの様な地震が発生するかについては、正確に知ることが困難であることも分かってきました。つまり、将来発生する地震については確率的な評価しか出来ないのです。そのような限界があることをきちんと認識しながら、減らせる災害を減らし、救える命を一つでも増やすように工夫と努力を積み重ねることが大事だと思います。
そのようなメッセージを込めて、日本地震学会のシンポジウムでは、東北大学の松澤先生に2011年東北地方太平洋沖地震の研究で分かったことを、また防災科学技術研究所の青井先生には、地震と津波の観測と、それを防災につなげる方策について語っていただきます。参加頂いた方からのご質問にも十分にお答えする時間を確保しています。月曜日ではありますが、多くの方においでいただければと思います。展示棟の会議室3で11月27日の12時より開催します。