まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

岡庭直樹(おかにわ・なおき)

東京都立矢口特別支援学校 生活指導担当主幹教諭

最近の防災・減災活動:
・平成30年度 東京都立矢口特別支援学校において 一泊二日宿泊防災訓練、福祉避難所開設準備訓練、総合防災訓練
・東京都立矢口特別支援学校ホームページ http://www.yaguchi-sh.metro.tokyo.jp/

・防災に取り組み始めたきっかけは?

東京都教育委員会の安全教育推進指定校の課題として、平成25年度に福祉避難所開設準備訓練と総合防災訓練(起震車、煙ハウス、消火器体験)を実施しました。当時、都内ではあまり例を見ない取り組みだったようです。当事者である私たちが「福祉避難所って何?」という感覚でした。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

福祉避難所開設準備訓練は、始めは「何でこんなことするの?」という様子でした。学校としては継続していますが、職員の構成は3分の1ほどが毎年入れ替わり、職員個人としては初めて参加する方も多いのです。訓練の業務分担班を、校務分掌部会を単位とし、普段の業務と関連付けることで担当者の心理的なハードルが下がりました。基本的な内容を一つ一つ伝えていくことが実のある継続になると考えています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

本校では避難訓練の標語は「おはなし」(ちついてまつ、なしをきく、らんであるく、ずかにする)です。初めて聞く方も多いと思いますが、児童・生徒は避難するときだけでなく普段の学校生活の中で「おはなし」を実践しています。教室にいる時や教室を移動する時、校外で活動する時など様々な機会で取り組んでいます。防災活動と普段の生活につながりがあることは大切だと思っています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

福祉避難所開設準備訓練を毎年公開しています。繰り返し実施しながら参加者や見学者からの多くのご意見やご感想などを参考に、いろいろな視点から見直していくことが大切だと思っています。毎年実施していても、訓練そのもので私たちはいっぱいいっぱいなところもあります。今後も校舎の引っ越しなどがありますが、みなさんの役に立てていただけるよう続けていかれればと思います。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

自分一人では無力ですが、何か役に立てることが人とのつながりの中で出てくると思います。気持ちのある方がサイトを見て、どんな人がどんな活動をしているのかを知って、何か活動を始めるきっかけになってくれればと思います。