まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

川口時世(かわぐち・ときよ)

川口時世(かわぐち・ときよ)

茅ヶ崎市 市民安全部 防災対策課 危機管理担当
教育学修士、公共政策修士(専門職)
公共品質マネジメント(PQM)フォーラム理事
日本自治体危機管理学会会員
日本危機管理士機構認定・危機管理士(社会リスク)2級

生年月日:1980年6月10日
出身地:神奈川県茅ヶ崎市
最近の防災・減災活動:茅ヶ崎市防災対策課に所属し、平成28年4月に新設された危機管理担当として、危機管理指針を策定し、危機管理体制の構築を行っています。また、災害対策本部の機能強化、業務継続計画、国民保護計画なども担当し、各種計画の策定と研修・訓練の企画・運営により、庁内の災害対応能力の強化を図っています。

・防災に踏み込んだ(取り組み始めた)きっかけは?

3~5年ほど前に、次の3つのことが思いがけず順次生じたことが、きっかけです。
①お世話になった先輩に声をかけられ、しぶしぶ参加した庁内の政策法務研修で一年間研究したテーマが「防災基本条例」の策定であったこと
②公共政策大学院在学中に都市防災の授業を受講したこと
③平成26年4月、防災対策課に配属されたこと
現在は、各種講演会や学会に出かけ、知識不足を補ったり、新しいチャレンジや業務改善のヒントをもらったりしています。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

防災対策課に配属された年に、防災の知識や経験がないなかで、防災イベントの立ち上げにかかわったことが一番の思い出です。私は、生涯学習を専門としてきたので、その経験を生かし、防災関係機関やボランティアの協力を得ながらひとつのイベントをつくりあげたことは、自分の専門を生かした防災の取り組み方があると気付くきっかけとなり、自信につながりました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

組織内で個人個人、部局同士がつながることは、時に外部とつながるより難しいと感じます。
私は、行政組織内の危機管理体制及び防災対策の強化を主に担当していますが、当市総合計画において、防災が、政策・施策に取り組むうえで常に念頭に置くべき事項である「政策共通認識」のひとつに位置付けられていることの意義を理解し、各部局の所掌と応急対策をいかにつなげて防災を日常業務に落とし込んでいけるかということが、市の災害対応能力向上のポイントであると考えています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

当市では、平成23年度より防災担当参与(自衛隊出身)を登用していますが、行政職では気付き得ない視点、大所高所からのものの見方など、参与から学ぶことが数多くあり、他には無い貴重な経験となっています。
また、毎年、災害対策本部運営訓練を実施していますが、今年度訓練の主要テーマは「調整」すなわち「つながり」です。例年以上に多くの防災関係機関・団体にご参加いただき、訓練を通じて互いの応急対策活動を知り、顔の見える関係をつくるという取り組みは、連携をより具体的で強固なものにすると考えられるため、今後も力を入れていきたいと考えています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

様々な分野の専門家や防災活動が紹介されており、防災にかかる実践や研究が多種多様な分野で取り組まれ、その対策に多様な視点が必要であるということに気付かされます。
身近なところで防災に取り組むきっかけ、そして、すでに防災に携わっている人たちの、サイトを介したつながりによる新たな実践や学術的な知見の創出を期待するとともに、自分自身もその一助になれたらと思います。

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