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運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

平田恵梨奈(ひらた・えりな)

2019年5月10日

平田恵梨奈(ひらた・えりな)

愛知県防災安全局防災部防災危機管理課

活動地域:愛知県
主な活動分野:愛知県の地震防災対策に関すること

防災を取り組み始めたきっかけは?

東日本大震災がきっかけです。テレビで映し出される被災の状況に愕然としました。私でも被災地のために何かできることはあるのか。私の住む愛知でこのような大きな災害が発生したら一体どうすればよいのか。もやもやとした気持ちを抱えていましたが、震災から1年が経った頃、被災地派遣職員の募集があり、思い切って手を挙げ、岩手県に1年間派遣されることになりました。岩手県では復興支援業務に携わりましたが、そこで経験したことを愛知に持ち帰り、愛知の防災に活かさなければならないという思いを強くしました。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

一番のエピソードと言えるものがあまりないのですが、防災の仕事には想像力が求められると思っています。災害が起きたらどういった被害が発生するのか。その被害を減らすためにはどうすればよいか。シンプルなことですが、想像すればするほどやらなくてはいけないことが出てくるし、やってもやっても完全とは言えない。それに、そもそも正解もわからない。
想像の中での仕事は大変なこともありますが、一番大事にしているのは、県民の皆さんに直接防災の話をさせていただく機会です。
大げさかもしれませんが、ひょっとしたら、私の話を聞いたことで、災害への備えをして助かる方がいらっしゃるかもしれない。そんな想像をしながら日々仕事に取り組んでいます。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

防災人材を増やしていくこともそうですが、そのつながりを作ることはなかなか難しいですよね。また、新しくできたつながりを維持させていくことは、さらに難しいことかもしれません。無理な形だと続かないので、簡単に楽しくつながれる形があると良いと思うのですが。
それに、防災でつながりを作るというよりも、もともとあるつながりの中に防災を組み入れるという視点も大事なのかなと思ったりしています。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

私が新規採用職員の頃からお世話になっているのが、名古屋大学の福和先生と、認定NPO法人レスキューストックヤードの栗田さんです。一緒にお仕事をしていると、自然と人と人が結びついて広がっていったり、いつの間にかネットワークや仕組みが出来上がっていたりと、勉強させていただくことがたくさんあります。
また、私が大事にしているのは、西三河地域で防災の仕事をしている時にお世話になった市町の職員の皆さんとのつながりです。岡崎市の桑山課長を中心に、今でも西三河の市町の皆さんとの交流は続いています。人とのつながり、地域とのつながりを、これからも大事にしていきたいです。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

リレー寄稿に掲載されている方の数の多さにびっくりしました。こんな私ですが、一員に加わらせていただけることをとても嬉しく思います。このサイトをきっかけに、防災人材の輪が全国で広がっていくことを期待しています。