まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

服部 誠(はっとり・まこと)

社会福祉法人逗子市社会福祉協議会職員
沼間小学校地区避難所運営委員会事務局長

生年月日:1976年11月14日
出身地:東京都文京区
最近の防災・減災活動:
【防災・減災活動】
地元の小学校にいざという時に避難所を作るための「沼間小学校地区避難所運営委員会」、居住地での災害ボランティアセンター設置のための「横浜市金沢区災害ボランティアネットワーク」で活動中です。
【東日本大震災被災地支援活動】
逗子の被災地支援仲間で作っている「逗子災害ボラバスターズ」、そしてその仲間で作る復興応援バンド「逗子災害ボラバスターズバンドBUSBAN」で活動中です。また、小学生による復興応援チーム「被災地にとどけ隊」と、中・高・大学生によるチーム「3.11つなぐっぺし」の活動のサポートをしています。

・地域防災にはまったきっかけは?

平成19年に発生した「新潟県中越沖地震」に社会福祉協議会職員として柏崎市社会福祉協議会に派遣され、平時からの地域の支え合いが有事の際の人の命を守ることを実感したことがきっかけです。そして「東日本大震災」でも職員として釜石市社会福祉協議会に派遣され、以後の被災地支援活動から防災教育の大切さを実感し、子どもから大人を巻き込んだ地域防災の輪を作ることが大切と考え、現在世代を超えた仲間と共に活動を行っています。


・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

改めて大切だと感じたことは「ご近所力」と「防災教育」と感じています。
私の勤める逗子市社会福祉協議会では、様々な地域の福祉的課題を地域ぐるみで解決する「ご近所力」を高める事業を行っており、その輪が有事の際に助け合うことができると考えています。実際に逗子市では3.11の日に停電が起こり、このご近所力強化の事業により、人工呼吸器をつけて在宅で生活されている方の命がご近所の力により助かった事例も出ています。この地域の輪=「ご近所力」を着実に丁寧につなげ、広げていくことがまず大切と感じます。
また小学生、中学・高校・大学生、大人と、3つの東日本大震災被災地支援グループの活動に関わりながら、地元の小学校での有事の際の避難所設置ができるよう準備を行っています。東日本大震災の発生から4年が経ちましたが、様々な年代が、自分たちも学びながら活動することで、より多くの人に震災の教訓を伝え続けながら、さらなるつながりを作っています。このような活動からできる地域ぐるみの輪が、年代を超えた「防災教育」の輪となり、いざという時に助け合える地域になると感じています。


・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

防災意識は高まっているものの、正しい防災知識の理解が地域の中で十分進んでいないと感じています。防災教育がもっともっと一般化し、学校・地域でより体系化されれば、より多くの人が防災・減災を生活と考えていくのではと感じます。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

私がサポーターしている中・高・大学生によるグループ「3.11つなぐっぺし」の高校2年生のリーダー田島梨央さんを推薦します。
また一緒に活動をしている「逗子災害ボラバスターズ」の代表、勝呂勇樹さんを推薦します。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。

このようなつながり・防災の輪を、きちんと「見える化」している素晴らしい取り組みだと思います。様々な分野の方が、様々な支援の形を紹介しあうというスタイルは、多くの人にアイデアを与え、それぞれの活動の広がりに結びつくと感じます。さらに、全国的なつながりの輪が、災害時に日本中で助け合う大木一助となると思います。この輪に加えていただき、本当に嬉しく思います。