まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

杉山晃一(すぎやま・こういち)

2017年8月21日

杉山晃一(すぎやま・こういち)

名古屋学院大学社会連携センター 課長

生年月日:1976年10月9日
出身地:愛知県名古屋市
最近の防災・減災活動:
・名古屋学院大学 地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)
・名古屋市大学生消防団名古屋学院大学分団
・名古屋地区・震災ボランティア学生交流会

・防災に取り組み始めたきっかけは?

本学で学生の課外活動支援業務をしていた時期に東日本大震災が発災し、「被災地支援ボランティアに参加したい」という学生の想いを一緒に実現していったことがきっかけです。現在に至るまで、東北各地や広島など被災地へ数百名の学生を送り出してきました。また名古屋で防災・減災活動に取り組む若者の交流事業として「名古屋地区・震災ボランティア学生交流会」も開催しています。被災地での活動を継続しつつも、キャンパス周辺での防災活動にも力を入れています。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

地元名古屋の防災力アップに貢献したいとの思いから、有志学生による「地域防災支援隊」を結成しました。名古屋市消防局や熱田消防署と連携し、避難訓練等で緊急時の搬出法などを市民の皆さまへお伝えしています。そこで感じるのは、若さのもつパワーです。学生が動くと、地域の皆さんから自然と注目され、コミュニティに活気が生まれます。この取組は、多様な世代が「自分の街の防災」を考えるきっかけになっていると感じます。2017年度からは、「大学生消防団」としてより責任ある立場で地域の皆さんと連携することができています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

学生がキャンパス周辺で防災活動を行う場合、地域住民の方との「つながり」をいかに紡ぎ出せるかが課題です。学生は、その地域に住んでいるわけではないので、間にはいる組織や人の存在が重要です。そのコーディネートを大学が果たせるかが、最大の課題であると認識しています。日頃から市役所、消防署、町内会、商店街組合、社会福祉協議会等の皆さんとのコミュニケーションをはかり、学生の地域活動が円滑に進むよう配慮しています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

全国の大学同士が繋がって、学生による防災・減災活動をサポートしていけたらと思っています。各地方に大学は存在していますので、どの地域で災害が起こっても学生ボランティアが活動できる仕組みを確立することが理想です。現在も、東北学院大学を中核とした「大学間連携災害ボランティアネットワーク」に加盟しておりますので、この素晴らしいつながりを活かして、全国の学生同士の活動支援や交流促進の受け皿として発展させていきたいと考えております。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

TEAM防災ジャパンのサイトを見ますと、防災に関する基礎データから実践事例まであらゆることを網羅されており、ポータルサイトとしてこれ以上の存在はありません。今後も、とりわけ学生にとってわかりやすく、馴染みやすい情報発信がなされ、1人でも多くの若者が防災活動に関わるようになることを期待します。