まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

杉本篤子(すぎもと・あつこ)

杉本篤子(すぎもと・あつこ)

「やさしい日本語」有志の会 事務局

出身地:京都府
最近の防災・減災活動:災害時に外国人を助ける「やさしい日本語」ワークショップ(「やさしい日本語」の基本を学びます)
外国人のための防災講座(地域の人と一緒に、防災の基本を学びます)
「やさしい日本語」勉強会(年4回、「やさしい日本語」や防災の知識を深め、地域や所属を超えて情報交換をします)
活動の詳細はホームページをご覧ください。

防災を取り組み始めたきっかけは?

ボランティア日本語教師をしていた2005年にインターネットで出会ったのが弘前大学の減災のための「やさしい日本語」です。災害時に外国人が陥る状況や災害時に情報を伝えることの大切さ、外国人にとって災害時の情報がいかに難しさを知り、この「やさしい日本語」で伝える方法をより多くの人に知ってもらうべきだ!と感じ、活動を始めました。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

地域と取り組む外国人のための防災講座を行っています。外国人がわかりやすい「やさしい日本語」を使って防災の基礎についてお話をし、地域の人とのグループワークでは、その地域のハザードマップや防災グッズを使って地域の人から外国人に説明していただいています。外国人には外国語、と思い込んでいた人には日本語でコミュニケーションができることに「目からウロコ」です。ここでのコミュニケーションが、その後の声掛けや交流につながったり、地域の防災を見直すきっかけにもつながっています。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

自然災害の増加している日本、外国人の急増する日本で、日本に住んでいる外国人にしっかり防災について学んでいただけば、災害時に日本語のわからない外国人にも“正確な情報”を伝えることができるのではないでしょうか。そのためにも日常からのコミュニケーション=「つながり」が大切です。そのためのとても有効なツールとして「やさしい日本語」を、より多くの人に知っていただき、活用をしていただければと思います。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

「防災教育チャレンジプラン」で多くの専門家の先生方や、多くの活動団体と繋がれたことが大きな力になっています。今、繋がりたいのは外国人コミュニティや、地域の外国人キーパーソンです。日本人が外国人に「何かをしてあげる」という関係ではなく、「一緒にコミュニティの防災について考えていく」時期が来ているのではないでしょうか。ここにぜひ、外国人と繋がりのある企業の方々を巻き込んでいければと考えています。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

まだまだ防災分野では外国人の存在が抜けているところも多いのが現状です。すでにたくさんの素晴らしい防災活動をされている団体やみなさんに、少しでもこうした視点を取り込んでいただけるよう、繋がりが得られればと期待しています。

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