まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

松山文紀(まつやま・ふみのり)

松山文紀(まつやま・ふみのり)

震災がつなぐ全国ネットワーク(略称:震つな) 事務局長

生年月日:1972年5月10日
出身地:静岡市(自宅は静岡市清水区、現在は名古屋市に単身赴任中)
最近の防災・減災活動:
震つなの活動理念「地域防災・被災地支援の担い手として、一人ひとりの命とくらし、想いを大切にする」ことの実現のために各種事業に関わっています。また、その他、震つな事務局を担う認定NPO法人レスキューストックヤード(名古屋市)の地域防災事業。日本財団が行う災害時にいち早く現地に赴き災害ボランティアが活動するために必要な情報収集と発信をするための人材育成事業の担当をしています。

・地域防災にはまったきっかけは?

京都の大学に在学中(4年)の1月に発生した阪神・淡路大震災でした。発災1ヵ月後に灘区に拠点を置く団体(神戸元気村)に所属し、2年3ヵ月の間、避難所や仮設住宅の支援をした時の数々の出会いがきっかけです。当時、仮設住宅にお住いの高齢のご夫婦、障がいをお持ちの方、中年の独居男性など、仮設住宅を訪れるたびに「まっちゃん、元気してるか?」と言ってくださる方々の【笑顔】との出会いにハマりました。


・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

私が関わっていたことの多くは被災地(者)支援でした(今もそうですが・・・)。でも本当は、対処法ではない、「被災というマイナスを最小限に抑えることができたはず」という事前の備えが重要なのだと気付かされました。そのきっかけは、被災地で出会った数々の人達がつぶやいていた「まさか自分が被災するとは・・・」という一言です。


・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

行政等に頼りきりで自分自身では何も(または、ほとんど)対策をしていない人たちが本当に多いこと。そして、そこに切迫した危機感がなく、行政を含む「誰かが助けてくれるだろう」、「自分は災害では死なないだろう」という根拠のない安全神話に包まれている人たちが多いことです。だからこそ「まさか・・・」となるのだと思っています。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

震つなの同士(朋友)、ADRA Japanの渡辺日出夫さんを紹介します、というか是非紹介させてください。震つなの事業だけでなく、災害現場での対応や各種機関への働きかけは天性ともいえるセンスを持っています。もう一人、災害NGO結の前原トムさんです。ここ数年の被災地には必ずと言っていいほど彼の姿があります。くまなく被災地を回り、住民と接し、声を聴き、寄り添うことをのほほんとやってのける若手のホープです。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。

「防災」をキーワードに多様な人たちがつながるプラットフォームの一つが、このTEAM防災ジャパンになれば、と思います。年に数回のイベントとしての防災ではなく、生活の一部になる防災が広がるためのきっかけとなれば「まさか自分が・・・」と思う人が一人でも減らせるのではないでしょうか。

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