まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

松山裕之(まつやま・ひろゆき)

松山裕之(まつやま・ひろゆき)

NPO法人 日本捜索救助犬協会

生年:1967年
出身地:茨城県
最近の減災・防災活動:日本捜索救助犬協会会員としての活動。
NPO法人日本捜索救助犬協会 https://www.japan-srda.net/

・防災に取り組み始めたきっかけは?

犬の散歩中に、近くで訓練をしていた日本捜索救助犬協会の方に「一緒にやらない?」声をかけられ、犬のしつけのつもりで入会しました。入会して数年後に、自宅の近所にいた野良犬を保護して、その犬(和系の雑種)と一緒に訓練に参加するようになりましたが、なかなか進歩せず、副理事の江口にマンツーマンで教えてもらったことが、日本捜索救助犬協会会員として、防災に真剣に取り組み始めたきっかけです。このとき「シェパードが欲しい」と江口に言ったら「シェパードならできると思ったら大間違い。あなたはこの犬で頑張りなさい」と言われたことは忘れません。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

うまくいったことは、正直なところないように思います。入会して間もない犬に先を越されたり、防災訓練で失敗してなどで悔しいことばかりです。「犬種は関係ない。人間が下手だから、犬がうまくできない。駄目な犬はいない」と何度も教えられたので、続けてこられたと思います。
そんな中で、アメリカの捜索救助犬育成・実動のプロ集団【K-9 Specialty Search Associates】の遺体捜索認定試験に合格したことは嬉しいことでした。生存者捜索訓練と同様、遺体捜索訓練も非常に重要であると考えています。これまでは、サポートとして現場に出てきましたが、将来は災害救助犬のハンドラーとして、現場に出動できるように頑張ります。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

協働型災害訓練が、様々な活動をしている方たちとの「つながり」の必要性を強く意識するきっかけとなりました。当協会は、北海道・兵庫・九州・沖縄にある救助犬4団体と「全日本救助犬団体協議会」を作り、協力体制をとり、合同訓練も行っています。
最近では、この仲間以外の救助犬団体とも、平時からつながりを持ち、協力体制をとることが重要な課題と考え、その方向で活動を行なわれています。これは被災地で、救助犬団体が統制のとれた捜索活動をすることを目標としているからです。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

本部のある埼玉県では、たくさんの地域とつながりを持ち、毎年防災訓練や防災イベントに参加していますが、県や企業とのつながりをあと一歩踏み込みたいと思っています。
また、東日本大震災で埼玉県に避難されている被災者の方々とも、災害救助犬とのふれあいを通して、今もつながっています。デイサービスセンターへの慰問も行い、協働型災害訓練でつながった方々とのつながりも大事にしていき、今後は企業とのつながりを積極的に持ち、様々な形で活動を支援いただける関係性を作っていきたいと考えています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

防災・災害に関する様々な情報が集約されていて、充実したポータルサイトだと思います。今後は誰もが知るような、ポータルサイトになっていただくことを期待いたします。

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