
2017年11月20日
【ぼうさいこくたい編】林春男 (はやしはるお)
国立研究開発法人防災科学技術研究所 理事長
・「ぼうさいこくたい」の開催に向けて、伝えたいこと、知ってもらいたいことについてご紹介ください。
「防災教育の過去・現在・未来」のパネリストとして参加します。1995年に発生した阪神・淡路大震災は「公助」の不十分さと同時に、「自助」「共助」の大切さを人々に強く印象付け、それを育む必要性が明らかになりました。2004年には、現在も継続される防災教育チャレンジプラン、ぼうさい甲子園、損保マップ探検隊の試みが始まり、わが国の防災教育は大きく充実し始めました。そして文科省でも防災教育が初等中等局に移管され、新しい指導要領のもとにその重要性が一層増しています。そして、21世紀前半には国難災害の発生が確実視されています。それを乗り越えられる防災教育のあり方を考えます。
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