まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

桑山拓也(くわやま・たくや)

桑山拓也(くわやま・たくや)

愛知県岡崎市市民生活部防災課 課長

生年月日:1962 年 4 月 22 日

主な活動地域:愛知県岡崎市

最近の防災・減災活動:
岡崎市災害対策本部事務局における災害対策のマネジメント
経営者団体、商工会議所等において企業防災に関する講演

・防災に取り組み始めたきっかけは?

平成 26 年 4 月にそれまでの経済振興・地域活性化担当から防災部署へ異動したことがスタートです。当初は「何で自分が?」とネガティブ思考であったと記憶していますが、当時の上司や部下の「市民の命を守る!」というわかりやすいミッションを果たすために、それまで経験したことがないほどの熱意に満ちた仕事ぶりに大きな影響を受け、今では市役所での長いキャリアの中で最もやりがい一番の部署になっています。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

防災担当たかだか 5 年ということで、現在でも知識・経験ともに浅い未熟者ですが、当時は担当 2 年目くらいの頃だったと思います。ある地域の説明会で、住民から行政頼みの類のご意見をいただいたことがありました。これに対して私は、防災を行政マンの立場からきれいごとでお答えしてしまい説明会を炎上させてしまったことがあります。防災にロマンを感じることもありますが、名古屋大学の福和教授が常々口にされる「ホンネ」による住民との意見交換がいかに大切かを学ばせていただきました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

防災行政は行政と市民、企業、医療機関、福祉団体、NPO、ボランティアなどとの公民の連携なくしては成立しませんので、連携体制を築くために顔の見える関係づくりに注力しています。ご縁があれば「いつでも・どこでも」をモットーに顔を出すようにしています。しかし、市役所内部だけでも広範な分野の部署との連携体制ができているとは言い難く、また、一部の固定的な方々や団体とはしっかりとした繋がりができているものの、裾野の広い民間との繋がりをさらに広げることが課題であり、フットワークよくちょっとした機会を逃さず繋がりを広げることがマネージャーとしての一つの役割であると思っています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

防災行政は、地域ごとに住む人たちの生活や文化など社会特性に沿ったきめの細かさが必要だと思っています。しかし、この奥深いところまで知る由がない中、土砂災害の危険度が高い一定の地域をフィールドに活動する防災ボランティア団体と繋がり、絶大な協力をいただくようになって以降、防災不毛の地といってもよかった地域で、防災マップづくりや地区防災計画の作成が急激に進み始め、民の力の大きさを身をもって感じています。この団体には感謝の気持ちしかないです。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

防災に関わり、たかだか 5 年の私がここに登場させていただくことに戸惑いを感じています。稚拙な投稿ではありますが、防災行政に携わる者の悩み、課題を汲み取っていただけたなら、様々な立場でアドバイスをいただけると大変ありがたいです。リレー投稿者の裾野の広がりを今後も期待しています。

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