まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

橋冨彰吾(はしとみ・しょうご)

名古屋大学減災連携研究センター 研究員

生年月日:1990年2月23日
出身地:滋賀県守山市
研究対象:大規模災害時の石油製品の供給
最近の防災・減災活動:
(査読論文)
・橋冨彰吾・河田惠昭(2016)南海トラフ巨大地震による石油燃料の供給支障~製油所の原油処理能力の低下~,災害情報,No.14 pp.154-163.
・橋冨彰吾・河田惠昭(2018)広域東海地震と南海地震の時間差発生による原油処理能力低下と燃料生産力の不足について,災害情報,No.16-1 pp.61-72.
(口頭発表)
・橋冨彰吾・河田惠昭(2016)南海トラフ巨大地震による石油燃料の供給支障~製油所の原油処理能力の低下~,日本災害情報学会第18回学会大会,自2016年10月22日 至2016年10月23日,於日本大学文理学部
・橋冨彰吾・河田惠昭(2017)広域東海地震と南海地震の時間差発生による原油処理能力低下と燃料生産力の不足について,日本災害情報学会第19回学会大会,自2017年10月21日 至2017年10月22日,於京都大学防災研究所

・防災に取り組み始めたきっかけは?

東日本大震災後のある日、のちに大学院でお世話になる河田惠昭先生の著書『津波災害』を読んだことがきっかけです。あの本を読まなければ、防災に足を踏み入れることはなかったと思います。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

大学院1年にゼミと大規模災害対策研究機構(CDR)で東日本大震災から1年経過した関東地方を現地調査する機会がありました。その際、被災した製油所の人の説明を聞く機会がありました。その説明を聞いて、どんなに安全対策を施しても最後は中の人が大事だとつくづく感じました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

最も重要なのは後進の育成だと思います。人間には寿命があり、一般的に年齢と共に体力も衰え、やがては死にます。もし、後進が育っていなければ、せっかくの組織や活動も中の人と同じように老いていき、いずれは終わってしまいます。地域の活動は防災に限らず様々な活動がありますが、どのような活動であれ、末長く続かせるためには後進の育成が欠かせないことだと思っています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

繋がってよかった:製油所の中の方、石油流通業の中の方
製油所や石油流通に実際に携わっている現場の人と交流を持つようになったことで、それまで知らなかったこと(例えば、業界のウラ話や公開されている資料には書かれていないことなど)を知ることができるようになったことが良かったです。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

防災活動は様々な地域でいろいろな団体が行っています。防災活動に限らずある地域の団体ではすでに解決済みの問題が、別の地域の同様の団体では大きな問題となっていることもあります。いつでも問題解決の糸口を見つけ、或いはお互いの悩みを共有できるようになれば良いのではないでしょうか。