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運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

永坂智徳

2017年10月3日

永坂智徳 (ながさかとものり)

愛知県碧南市 市民協働部防災課長
平成26年度地域連携BCP策定の普及、支援機能の整備に向けた調査研究会委員。平成27年4月1日から現職(市民協働部 防災課長)。衣浦港BCP協議会構成員、矢作川水防協議会、愛知県沿岸市町村等津波対策推進協議会、愛知県総合土砂災害対策推進西三河地域連絡会及び碧南・高浜災害対策協議会幹事。

主な活動地域:

愛知県 碧南市

生年月日:1965年6月29日
出身地:愛知県碧南市
最新の防災・減災活動:地域連携BCPシンポジウム(2015年 中部経済産業局主催)、国土強靭化シンポジウム(2017年 内閣官房主催)、SIP防災シンポジウム2017(2017年 内閣府主催)などにおいて、パネリストとして登壇。平成27年度より名古屋大学との共同研究として、大規模災害から産業を守る「産業防災」の観点を導入した「防災対策行動計画」を産学官民の英知を結集して策定。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

平成27年4月、防災課に異動した直後、本市防災計画の監修を依頼するために、名古屋大学の福和伸夫先生のもとを訪れました。そこで福和先生のお話を伺って感銘を受け、名古屋大学減災連携研究センターとの共同研究事業として、新たに「産業防災」の観点を取り入れた市の地震対策減災計画を策定することになりました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

計画の監修を依頼するために訪れた福和先生から、その場で西三河の副市長、副町長を集めたワークショップを実施するように依頼されました。翌日すぐ、部長と共に西三河9市町を回り、ワークショップ開催の了承を得ることができました。こうして開催できたワークショップは、非常に感慨深いものがありました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

仙台市に本社を置く河北新報社が展開する「いのちと地域を守る」キャンペーンの一環で、中小企業の津波避難をテーマに、碧南市臨海工業地帯でワークショップが開催され、行政の代表として参画いたしました。当日は仙台港の企業関係者の講演と、参加者との意見交換が行われ、参加した経営者や従業員の防災意識向上に繋がりました。愛知県では1945年の三河地震以来、大きな地震が発生していないことから、地震に対する住民の意識が低いことが最大の課題となっています。こういった大規模災害を経験された被災地の人との繋がりを大切にしながら、真摯に課題に向き合っていきたいと考えます。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

平成29年度から、内閣府が進めるSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)によるスマートフォンアプリを利用した災害時における情報共有の在り方について、市内立地企業の皆さんとひざを交えて協議・検討しています。今後は(西三河)地域ぐるみで、防災減災対策にあたって行きたい(地域連携BCPの普及・推進)と考えています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

このサイトが防災関係者及び防災に関心のある方々のポータルサイトとして、ますます活性化していくことを期待しています。