まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

江沢真実(えざわ・まみ)

千葉市役所防災対策課(H30.3まで石巻市役所危機対策課へ派遣中)

出身地:千葉県千葉市
最近の防災・減災活動:石巻市に来てからは市の総合防災訓練の企画運営や避難所の管理業務等に取り組んでいます

・防災に取り組み始めたきっかけは?

千葉市の区役所に所属していた頃に東日本大震災を経験しました。市内では最大震度5強が観測されましたが、市民の避難誘導も含めとっさに体が動かず、「何もできなかった」と悔しく感じたのを覚えています。その後、被災地への派遣を希望するようになり、千葉市において4年間防災部局にて業務に従事した後、平成29年の4月から石巻市役所危機対策課へ派遣となりました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

千葉市の防災対策課にいた際に、3か月間内閣府(防災担当)へ研修に行かせていただきました(防災スペシャリスト養成研修)。その際に9月1日の政府の総合防災訓練の運営業務にあたったのですが、市町村との適用法令の違いや訓練規模の大きさに対する戸惑いの日々でした。その分訓練が終了した後の達成感や脱力感(笑)は、今でも忘れられません。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

千葉市でも石巻市でも、若年層の防災訓練等への参加率が低いように思います。地区によってはかなり高齢化が進み、自主防災組織等の中核層が軒並み60~70歳という場所も少なくありません。カリスマ的リーダーという存在も必要ですが、それだけでなく、小学生中学生からおじいちゃんおばあちゃんまで、地区全体で「輪」となって防災について考える(底上げ)ようになることが必要かなと感じます。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

石巻市に派遣されて、地元の被災者の方をはじめ、震災後に移住して来た方、他自治体等からの派遣の職員等々、千葉にいたのでは出会えない多くの人と出会うことができました。防災という業務に関わらず、今後も末永く付き合ってきたいと思える仲間だと感じています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

「防災」というと堅苦しいイメージが強いですが、色々なイベントの告知や啓発グッズの紹介など、初めての人にも見やすい内容だと思います。官民の垣根を越えて防災に関わる人(もちろんそうでない人も)が気軽に利用できる、そんなサイトとして発展していってもらえればと思います。