まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

濱田政宏(はまだ・まさひろ)

公益社団法人SL災害ボランティアネットワーク、ざま災害ボランティアネットワーク

生年月日:1944年2月22日(71歳)
出身地:東京都新宿区(牛込区)
最近の防災減災活動:
2015年3月14日 第3回 国連防災世界会議
・「防災教育国際交流フォーラム」にて座間市と協働事業で展開している「座間市いっせい防災行動訓練(シェイクアウト訓練)について事例発表
 
2014年度(平成26年度)
ざま災害ボランティアネットワークとしての活動
・座間市協働事業「市民防災啓発事業」を受託推進
・座間市相互提案型協働事業「避難所運営委員会設置支援事業」を受託推進
・座間市協働事業「座間市いっせい防災行動訓練」協働推進
・その他、市内各所で「ぼうさいカフェ」(出前講座)を実施中
・マイ発電所プロジェクト(簡易型太陽光パネルを使った発電・蓄電機材)の普及活動(ワークショップ)

SL災害ボランティアネット・かながわ としての活動
・神奈川県コミニティーカレッジ「向こう三軒の防災活動」
・川崎市夏休みチャレンジボランティア(災害カテゴリー)「体験型 減災・災害対応訓練」企画・実施
・大和市社協 災害ボランティアセンター運営スタッフ養成講座 他

復興地・被災地支援活動「たい焼きプロジェクト」
3・11以降被災地へ入って「たい焼き」を通じて「元気と笑顔」を差し上げる活動を継続しています。活動対象地域は当初は岩手県沿岸部を中心に行っておりました。現在は、石巻市まちなか復興まるしぇ、福島県大熊町(会津若松市・いわき市)を対象にしています。この活動は、たい焼きの焼成機材を現地に運び込んで仮設住宅集会場、商店街イベント、地域振興のおまつりなどで提供・販売するものです。その他、復興地仕事創出を目的として女川町ママサポーターズへ支援をしています。活動資金は座間市内でのお祭りイベントでたい焼きを販売してその資金で現地へ入ります。

・地域防災にはまったきっかけは?

全戸数1046戸のマンションの防災委員に就任して約30年間、地域減災活動・災害対応活動に携わってまいりました。
何よりも20年前の阪神淡路震災で社員家族のサポートをする中で災害への備えの大切さを痛感しました。また、中越地震、東日本大震災の復興地及び被災地での活動で減災活動・災害対応活動の重要性を再び感じました。


・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

組織論者ではなく、活動者であることが大切だと思っています。
何か起こったら誰よりも早く「この指とまれ」という行動がとれることに心掛けています。人材の育成が大切だと思い活動をしています。
私たちのチームのコンセプトは「生き残らなければ何も始まらない」です。この行動の無い活動は何も役に立たないと思います。


・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

観念的、形式的な意味不明な前例踏襲の総合防災訓練の廃止だと思います。減災活動・災害対応活動を行政が一人で抱える時代は終わりだと思います。そのためにも市民が自ら参画する実質的な訓練が必要だと考えます。その手法は行政と市民の「協働」以外に道はないと考えて現在、私の居住する行政とは協働事業を推進しています。
何よりも「自助」そして「隣助(向こう三軒両隣)」がきちんとできる地区を構築することだと考えます。高齢化の進む現在行政が言う安易な「共助」など絵に描いた餅だと思います。「隣助」のグループ同士がつながれば「共助」が生まれる可能性はあると思います。
また、「公助」は直接的な民生支援でないこと、あくまでも「公」を助けるという活動であることを市民へ明確に伝える必要があります。行政依存症候群の市民を無くすことです。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

総務省消防庁の松崎祐一氏です。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。

「生き残らなければ何も始まらない」ということです。この旗のもとに集う人材は、災害時に「助ける人」「チーム」を待坐していると思うのです。そのためには、生き残らなければならないと思います。ShakeOut訓練の展開を推進してください。そして、その上でプラス1の行動がとれる人材を育成・活動を広めてください。