まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

田中宏和(たなか・ひろかず)

三重県四日市市役所 危機管理監 危機管理室
名古屋大学減災連携研究センター 受託研究員

出身地:三重県四日市市

・防災に踏み込んだ(取り組み始めた)きっかけは?

平成24年4月の危機管理室への人事異動をきっかけに防災に取り組み始めました。当初は、ハード対策やソフト対策を推進するなど、日々の業務に邁進してきましたが、まだまだ力不足を実感する日々です。しかし、この部署でしかできない事業や最新技術や知見の奥深さに触れ、これからできることを見出しながら今後の防災施策に邁進したいと考えます。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

平成27年2月に作成した「大規模災害から命と暮らしを守るための避難所運営の手引き~男女共同参画の視点を取り入れて~」を作成したことです。過去の大規模災害でも必要と言われてきた視点を有識者・市民(全員女性で構成)と一緒にワーキンググループを結成し、親しみがあり分かりやすく、誰もが手に取って見てみたいなという手引きを目指して作成したことです。津波避難マップや家族防災手帳(大人版・こども版)などの啓発冊子を作成してきましたが、今後、どのような啓発を行っていけばいいのかが課題だと思います。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

前の部署でも、まちづくりを進めるには、地域のつながりが課題とよく言われていましたが、ちょっとしたキッカケから興味を持ち地域活動に参加してつながりが広がった経験もあります。防災活動もまちづくりと同じことだと感じていますし、防災活動を推進する人は、たくさんの役職を兼務しているため活動をするにも負担がかかっているのが現状であるので、仲間のネットワークをどう広げるかが課題であると思います。急に活動を広げるよりも、地道に仲間を少しずつ広げていくことも大切だと感じています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

四日市市防災大学等で講演していただいている講師陣や名古屋大学減災連携研究センターの受託研究員に来て1年半が経過し、たくさんの研究者や行政職員と繋がり自分の財産になりましたが、同じ市の方を紹介して申し訳ありませんが、私の現在の防災・減災活動のネットワークの礎であり、いつもサポートしていただいている、四日市市消防本部の人見実男さんです。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

防災・減災を推進するには、人と人との顔の見える関係が非常に大切だと思います。このサイトを通してたくさんの方と繋がっていきたいと期待しております。また、業務に行き詰まったときに先輩方や先駆者の体験談を通して壁を乗り越えていけるようにしたいと思います。今後ともよろしくお願いします。