まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

神原咲子(かんばら・さきこ)

2018年10月16日

神原咲子(かんばら・さきこ)

EpiNurse 代表、高知県立大学減災ケアラボ 教授

生年月日:1977年9月13日
出身地:岡山県
最近の防災・減災活動:EpiNurse https://www.epinurse.org/
高知県立大学減災ケアラボ https://www.gensaicare.com/
高知県立大学災害看護グローバルリーダー養成プログラム http://www.u-kochi.ac.jp/~dngl/
まびケア https://mabi-care.com/

・防災に取り組み始めたきっかけは?

阪神・淡路大震災後に神戸市内で大学生活を送るなかで様々なボランティアをする機会がありました。とくにNPOのAMDA兵庫が地域の外国人に対する健康相談支援のボランティアは英語も日本語も話せないというだけで健康を害していた状況に直面したことが、防災、災害対応、災害情報の格差に取り組んでいるもとになっていると思います。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

2015年に起きたネパール地震の後、現地看護協会を拠点として、海外支援でなく地元のナースに、継続した避難所モニタリングをしたことです。OpenStreetMap を用いて、誰も支援に入ってなかった避難場所にアプローチ出来たり、スマホを駆使して悪化していた病状の方々を地域資源に繋げる事が出来ました。この取り組みはUNISDR のRisk Award2017として他の国での展開も考えています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

日頃からのつながりが大事だといっても、災害時にはどうしても、日頃からつながっていない人と、時空間を共有する必要があるということです。そこでつながる時に、自身や自組織のやり方を主張しすぎるのではなく、異文化理解、尊重、コミュニケーションが必要と思うので、防災活動からそこを考えられたらいいと思います。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

高知市、高知県の防災対策に関わっておられる方々は、行政も、団体も企業も住民さんも南海トラフ対策という共通の大きな挑戦を持っていて、連携しながら前向きに防災を進めていて、その輪の中に入って毎日が非常に刺激的です。また、防災に関心のあるシビックテックの方々の活動を見るといろんな可能性を感じます。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

人が動けば社会が動く。の実現かなと思って期待しています。